バックアップルートの考え方

西の大動脈である山陽本線が先の豪雨災害で不通になっており開通は早くて10月中の見込みとなっておりそれまで鉄道による貨物輸送が出来ず物流に支障が出ています。

場所柄、海運が発達している地域だったので船舶による輸送がに切り替えなどで対策が施されていますが、一部山陰本線を経由した迂回運転を準備していると発表され、既に訓練が始まっているようですが、既に1ヶ月が経過していています。お役所の手続きとか面倒な事も多いでしょうが、もう少し早くから行えないものでしょうかね。

幸いになことに山陽本線では橋脚の流出が無かったのですが、もしどこかの橋脚が流されてでもしたら復旧は相当掛かったことでしょうね。

最近、異常気象が通常気象になりつつある感じがしますが、自然災害で鉄道が一番弱いのは橋梁だと思うのです。橋梁は老朽化していもなかなか架替が出来ないと言われてますから、今後も河川増水で危なくなる可能性は充分あります。

そういう事を考えるとバックアップルートを確保しておく必要があるのでは無いのか?と思うのです。
前にも書きましたが欧州の鉄道はバックアップの考え方が日本と異なり、複線区間では単一方向の線路(上り線、下り線)を2つ敷くのでは無く、双方向の単線を2つ並列に敷き異常があれば片側を使って運行が継続できる仕組みになってます。

またゴッタルド基底トンネル開通の際、峠を越える旧線は廃止せずにトンネルで万一があった場合バックアップ路線として使えるようにローカル列車を引き続き運行しています。

日本はバックアップとかあまり考えない人種です。何か起きないように準備するのが日本人で欧米は何かが起きた時に準備しておくと根本的に考えが違うのです。

日本もそういう事も考えるようにしないと駄目ですね。

欧州ではある程度ぼ間隔で渡り線が設置されています。

欧州ではある程度ぼ間隔で渡り線が設置されています。