人手不足が安全を揺るがす

NCAが整備記録を改ざんし運航を行い、航空法に違反したことから国交省から事業改善命令と業務改善命令を出され、6月に運航を休止していましたが、改ざんした原因に「機材が増えたものの整備要員が不足し違反行為を行っていた」と公表し関係者の処分を行ったと報道がありました。

今回、貨物専門の航空会社と言うことであまり大きなニュースになりませんでしたが、航空業界はあらゆる面で「免許や資格」が必要な世界です。

特に日本では必要な免許や資格保持者が少なく、求人を出しても簡単に補充が出来ないのです。
養成しようにも時間が掛かりコストも掛かります。

一方でLCCの参入や増便などで需要は増え、さらにお上の安全基準の見直し(強化)で整備項目は増える一方で整備士の負担は増えるばかりです。

航空業界に関わらず少子化の影響もあって人手不足の業界は多いです。
ちょっと話は反れますが、日本の物流を支えるトラック業界もこの先ドライバー不足が深刻になると言われてます。もしかしたら物流の大動脈が動脈硬化を起こして日本の経済が瀕死になるかも知れないのです。

国交省も安全基準を厳しくするのは良いですが、そう人手不足に関しての対策も考えて頂きたいものですね。
一企業の問題と言うだけでは無く、輸送業界共通の問題だと

KZ/NCA/日本貨物航空 KZ89 B747-8F JA18KZ

整備記録改ざんで未だ全機の点検が終わってない日本貨物航空