神風に乗れなかった北海道新幹線

昨日、ANAの基幹システムに障害が発生して搭乗手続きや予約機能が使えない事態になり多くの利用者に影響が出ました。

このトラブルで出発便に大幅な遅延や欠航が生じて空港は混乱しました。
利用者の中には後続便が無いなどで新幹線に切り替えて目的地に向かった人も多かった様です。飛行機が飛ばす空港周辺のホテルやタクシーが大繁盛する事を「神風が吹いた」(だから飛行機が飛ばない)と言うとか

でも飛行機が主な移動手段である北海道と本州間の場合、鉄道移動になるとこれまでは在来線を乗り継いで向かう事が出来ましたが、なんと津軽海峡線は新幹線への切替準備の為、旅客列車は全て運休している日に残念な事態に。

これが北海道新幹線開業後だったら、少しは認知度UPや場合によっては便利カモと言う評判が立ったかも知れません。
間が悪いということでしょうかね。

それにしてもANAはシステムトラブルが多いような気がしますね。2007年にもシステム障害で国内線を中心に欠航や大幅遅延が発生していますし、昨年も国際線の予約システムをアマデウスに統合する際にも不具合が生じてコールセンタがパンクする事態にもなっています。

JALも2014年にシステム障害を発生させていますし、システムに依存する現代では便利になる一方で、トラブルが起きると影響が大きくなるのが比例しているのは仕方無いのでしょうかね。

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