2016年欧州乗り撮り記(その8)

2016年9月8日

日が変わって9月8日です。
やはり満席のエコノミーは辛いですね。寝たり起きたりを繰り返しているとバンコクまで残り3時間を切りました。寝られたのは4時間程度ですかね。

LX180朝食寝起きでぼーっとしていると機内の明かりが明るくなり朝食のサービスとなります。
まあありきたりの卵オムレツですが、去年デルタで食べたオムレツは美味しく無かったよなぁ~と思いながら配られた朝食を食べます。

味は悪くありませんが、90年代のSwissair時代と比べたらクオリティはかなり落ちているよなぁと。でもデルタに比べたら断然こちらの方が良いですけどどね。

ミャンマー上空からタイへ入り徐々に高度を落としていきますが、この位置からして定時での到着は無理そうです。

バンコクスワンナプーム空港のRWY19Rに着陸したのは9:50で40分遅れでの到着となり、もしバンコクで再チェックインとなったらほぼ乗継はアウトでしたね。
エコノミークラスの最後方だったので降機するのにも時間が掛かったので乗継時間は1時間ちょちいしかありません。
モニターで乗り継ぐCX750便のゲートを確認するとG04ゲートです。
スポットインしたゲートがD02ゲートでだったのでG04ゲートでターミナルビルを挟んだ反対側になります。ターミナル内を歩いていきますがちょっと距離があります。

BKK空港いつも思うのですが、バンコクの空港って通路が薄暗いんですよね。昔のドムドアンもそうでしたけど新しい空港なんだからもう少し明るくすればと思うのだけれども・・・

乗継ホールで保安検査を受けて出発階に移動しゲートに向かいます。あまり時間が無いのでお土産屋を冷やかす暇も無く、ゲートに到着して、これから搭乗するA330-300(B-LAD)の写真を撮っていると搭乗開始となり、ほんと乗り継ぎだけで、あわただしく機内に入ります。

近中距離向けの定員の多い座席配置になっていますが、この便は時間的に利用者が少ないのかガラガラです。
隣席にも人が居ないのはラッキーです。

11:03にドアクローズし定刻にスポットアウトしてRWY19Rから飛び立ちます。

CX750機内食フライトタイムは2時間20分との事で巡航高度に達すると昼食がサービスされます。ビーフかパスタかと問われてビーフを選択しましたが、うーむ微妙な味付けでした。
付け合せのフルーツはさすが南国?らしく美味でしたけど。
そして案の定、コーヒーは美味しくないです。

お腹に入ったら眠くなってきました。LX180ではそんなに眠れなかったし・・・少し寝るかぁ~

kimg0442香港から乗継するCX546ですが、数日前から天気予報でこの日の夜に関東へ台風が上陸する予報が出ていました。時間的にCX546が羽田に到着する時間と重なることから出発を遅らせて台風が通過した後に到着するようになるかなと予想していたのですが、乗継便モニターにはCX542は定時出発の様です。

香港には定刻より少し早く14:50に到着したので、1時間25分の乗り継ぎにも余裕が出来ます。
トランジットカウンターで保安検査を受けなおして出発階にあがり、免税店で月餅を買ってから61番ゲートに向かうと最終ランナーのB747-400(B-HUI)が居ました。
CXのB747-400も今年の10月1日で引退することになり、最後の活躍をしているのでお別れ搭乗として今回の旅行に組み込んだのです。
CX747-400
丁度自分が海外旅行に行くようになった直後に最新鋭のジャンボ機としてB747-400が登場し、まだJALやANAに納入される前に初めてB747-400に搭乗したのでCXでした。

最新鋭ジャンボと呼ばれてもう20年以上が経過し、JALやANAからは全て退役し他社も退役を進めており残存する機体も少なくなってきました。

搭乗開始までちょっと時間があったのでゲート近くから滑走路が見える場所があったので撮影をしていると搭乗開始のアナウンスがあったのでゲートに戻り搭乗します。

CX542機内座席は48KでExit-rowの窓側です。
行きのCXでもそうでしたがこの席は一般席扱いなので予約時押さえておいたのです。続々と乗客が搭乗してきましたが横の2席は空いたままでこれはいいぞぉと思っていたのですが、ドアクローズ間際に通路側に1人入りました。まあ隣席は空いているのでそれだけでも充分ですけどね。

空港内混雑の為、スポットアウトの順番待ちになりこれまた出発が遅延します。
20分程の待った16:53にようやくスポットアウトしてRWY25Lから離陸しました。

機長のアナウンスではフライトタイムは3時間35分との事で特に台風に関するアナウンスも無く普段と変わらない感じです。
でも羽田到着時は風が強くてロデオ状態になってGo Aroundするのでは?とちょっといけない期待をしてしまいます。

でもってお楽しみ?の機内食ですが、ビーフを選択しました。CX542機内食うーむ日本的な味付けにしてあるのがちょっとなぁ~って感じです。

やはりLXの機内食の方がエコノミークラスではワンランク上ですね。


見たい映画も無いし、時差ボケなのか眠かったのもあり目をとじると落ちてしまいました。

気がつくと四国沖を飛行しており、羽田が近づいてきました。
浜松沖で内陸側により羽田へのコースに乗り大島上空でベルト着用サインが点灯しました。
Exit-Rowだとモニターが肘掛収納なのでシートベルト着用サインが出ると仕舞わないといけないのでその後の様子がフライトマップで確認できないのが難点です。
スマホのコンパスを便りに位置を特定しようとしますが、北北西に進んでいるのは判りますが地上の様子が判らないので場所が特定できません。

ようやく街の明かりが見え、南南西に変針したのでILS22アプローチだな。すると柏上空だなとようやく位置特定できました。

所どころ低い雲がありますが荒天と言う感じではありません。まあILSなのでいい天気ではない事は確かです。
順調に高度を下げていき、スカイツリーや地元の上空を通過してさほど揺れることなく21:56にRWY22に着陸し105番スポットに定刻より30分遅れで到着しました。

入(帰)国審査を受けてバッゲージベルト前で荷物が出てくるのを待ちますが、羽田は荷物が出てくるまで時間が掛かります。成田は結構速く出てくるのですが・・・
待っている間バンコク止まりになっていないかなーもし出て来なかったら荷物が無い分楽かもとか考えているとバックが出始めますが、自分のは結構後の方になって出てきました。

丁度、ホノルルからの便が2便あったので税関も並んでおり制限区域を脱するまで結構時間がかかり22時半を過ぎていました。
空港からバスを使い地元まで戻り、日付が変わる寸前に自宅に到着して8日間にわたる旅が終了しました。

(完)


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