乗り入れが禁じられたA310が墜落

エアーフランスの事故から間もない、6/30にイエメンの航空会社「イエメニア航空」のA310がインド洋で墜落した。
乗客乗員153人が事故に遭遇し、フランス国籍者が多数搭乗していたとの報道で、フランスではエールフランス事故に続き、大きなニュースになっている。
問題なのは、今回墜落したイエメニア航空のA310、7O-ADJ機は2007年にフランスへ飛行した際に、フランス航空当局の立入り監査が行われ、その際に多数の不備や欠陥が見つかり、フランスへの乗り入れを禁じられた機体でした。
特に、中央アフリカ諸国のエアラインでは、財政難と細かいことにを気にしない国民性もあって、整備状況が良くない場合が多い。
その為、安くチャーターできることもあり、欧州へチャーター便として利用されることも珍しくなく、欧州へ飛来する際には、航空当局が到着した機体の整備状況を監査し、安全基準を満たしてない場合、飛行(飛来)禁止処分を課すことがある。
今回事故を起こした機体も過去に「前科」があるだけに機体に関する問題が引き金になったのでは無いか?と言う見方も。
(中には、処分を受けた機体のレジ(登録番号)を変更して、別の機体として、処分をかいくぐる会社もあるそうです)
「安い」にはリスクが伴うと言うことです。

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