まだやる気らしい、羽田・成田アクセス

政府は先月末30日、羽田空港と成田空港とを結び移動を短時間で実現サせるために新路線「都心直結線」を推進し成長戦略に盛り込む方針との報道がありました。

前から言っているように、なんでそんな無駄な投資をするのかと問い詰めたいですね。
押上と泉岳寺間を新しい地下鉄で結んで時間短縮を図ると言うものですが、羽田空港~泉岳寺間、押上~成田空港間は既存路線を使う訳で時短効果は10分あるか無いかでしょうね。
結局、公共事業で景気を浮揚させようと言う魂胆がミエミエです。

トンネル掘削費用などで約4千億円掛かるそうで、それを民間資金活用でなんとか工事費圧縮させたい意向ですが、すると新線は新しい鉄道会社が運営するから運賃が高くなって、利用者が少なて・・・なんて事になる気がします。

バスだと定時性がどうのこうと言う人達が多いので、いっそのこと羽田・成田アクセスには、官民一体になって製造しようとしているMRJを使ってシャトル便を運航するればいいんじゃない?
運賃も抑えて3000円~5000円で利用出来るようにして30分~1時間毎に飛ばせはどうかな?

コメント

  1. スレタイ職人 より:

    シャトル便なんてそんな事したら、成田と羽田の発着枠が直ぐシャトル枠で逼迫しますよ。
    万一発着枠の問題が解決しても普通運賃でリムジンバス並みの料金では、
    運営に公的補助の様なものが入っても赤字で、それこそ納税者から、
    無駄な事業と叩かれんじゃないですかねえ?
    飛行機乗るには、例え短距離でも諭吉さんが2?3人いないと、
    どんな業態でも運輸会社の経営としては軌道に乗らないでしょう。

    見方を変えれば、万札を数枚切ってでも羽田?成田は飛行機で移動したいという人達が、
    今のリムジンバスや鉄道の羽田?成田アクセスを使っている人達ほどいれば、
    話は違ってきますけれども、それはまず殆ど少ないでしょう。

    リムジンバスにしても定時性が不安と言うのであれば、宇部興産の専用道路みたいな、
    リムジンバス専用道路みたいなものを、羽田?成田に作れば定時性は改善するんでしょうけど、
    それだと工期や工費が鉄道と変わらないか、もしかしたら鉄道建設以上に掛かるかもしれないんで、
    結局、既存設備の利用度、事業収益性、工期からも鉄道が無難だったという事なんじゃないでしょうか。

  2. TRAVAIR より:

    スレタイ職人さん、こんにちは
    昨日書いたシャトル便。
    この案は、思いっきり公的資金をジャブジャブ使う前提で書きました。なんせMRJを使う前提はかなり皮肉ってます。運賃の低さは着陸料を考えれば無理な価格は判った上で書いてみました。

    今回の新線建設、羽田・成田のアクセス改善が目的でトンネルを掘る目的ですが、本当にその目的通りになるのか?

    開通すれば恩恵を被る人は多い筈。ただ開けてみれば空港アクセスより通勤通学利用の方が多いって事になりそうな気がするのです。
    無駄にはならないでしょう。
    羽田・成田のアクセス改善目的がなんか錦の旗のように扱われているのが個人的に気に入らないので、そんな事を書いてみました。

  3. スレタイ職人 より:

    世界的にみても、空港アクセス需要“だけ”で線路や駅の設備そして、
    運営が成り立っている鉄道会社っていうのは、中々無いですしね。

    しかし羽田?成田の高速鉄道アクセスをやるんであれば、
    まず朝ラッシュだろうが夕ラッシュだろうが関係なく終日で、通勤・通学列車よりも、
    羽田?成田アクセス列車の最短時間到達を最優先にするダイヤ設定をして欲しいものです。

    今のスカイアクセス線経由のスカイライナーでは、朝と夕ラッシュの時間帯になると、
    北総線や京成本線の並行ダイヤに巻き込まれてのノロノロ運転と言うのは、
    正直勘弁して欲しいです。
    成田空港の出発便ラッシュから鑑みて、空港行きスカイライナーで、
    一番最短時間で到達して欲しいのは大体午前7時から9時台なんですから。
    例え通勤ラッシュとは逆方向でも上りの並行ダイヤに影響されて、
    この午前7時台から9時台のスカイライナーは、50分前後酷いものは60分台と、
    上下共に最速便の36分とはかけ離れている所要時間です。

  4. AHO より:

    TRAVAIRさん こんにちは

    羽田・成田アクセスとは直接関係ありませんが、今日の毎日新聞の記事では東京都中心部と羽田空港を結ぶ新路線「羽田空港アクセス線」を施工するそうです。

    JR東 羽田空港アクセス線 2028年にも開業

    「JR東日本は3日、東京都中心部と羽田空港を結ぶ新路線「羽田空港アクセス線」について、早ければ2028年にも開業する方針を公表した。今年度中の環境アセスメント着手を目指す。

     JR東によると、同線は、浜松町駅(東京都港区)-東京貨物ターミナル駅(品川区)間は休業中の貨物線を活用し、ターミナル駅から空港までは新規の線路設置が必要となる。大部分が地下化される見通しで、総事業費は約3200億円。費用分担については、国などと協議中という。」

    https://mainichi.jp/articles/20180704/k00/00m/040/100000c

  5. TRAVAIR より:

    AHOさん、こんにちは

    JRが計画している羽田空港のアクセス路線はJRの品川再開発を成功させるための切り札として考えているようです。

    浜松町に伸びている貨物線跡地を東京方面に進捗させるには用地的な問題もあって難しい感じで、まずは今JRが再開発を進めている品川新駅がターミナルになりそうな予感がします。

    でもこの空港アクセスが完成すれば、かなり便利になることは間違えないです。
    この路線と接続している東京臨海高速鉄道りんかい線をJRが買収する噂もありますから、羽田空港から新宿や舞浜方面へ乗り換え無しで行くことが可能になるかも知れませんね。

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