トラブルが続くJR北海道

キハ183系「北斗」昨日(7/6)に函館本線で発生した特急北斗14号のエンジントラブルで、JR北海道は同社が保有するキハ183系の130km/h対応車の運転を取りやめる事になり、北斗4往復とサロベツ1往復が当面運休となることが発表されています。

この所、JR北海道絡みのトラブルが多発していて、国土交通省も監査などを実施していますが、こういう言った機器系のトラブルと防ぐのは難しいのでしょうか?
キハ183系500番台は国鉄末期に製造されて、意外にも?25年以上経過している車両でもあります。冬の厳寒期から夏の暑さの中、酷使する車両だけにメンテナンスは重要な筈です。

経年劣化によるトラブルと言うより、検査周期の見直しやら検修技術の伝承漏れなど、体制面での問題が根底にあるような気がします。

なにもJR北海道だけに限った話ではありませんが、国鉄民営化の際、三島会社は黒字経営にするのが厳しいとされてましたが、やはり経営基盤が弱い北海道はどうしてもそういう所にしわ寄せが出てしまうのでしょう。

これからJR北海道は夏の観光シーズンを迎え、一番の稼ぎどきに車両が使えない。ただでさえ、石勝線の火災で特急用車両が不足がちなのに更なるトラブルを呼ばなければ良いですが・・・

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