技術の継承

20年のオリンピックは東京に決まりました。残念です。
決まってしまったものをグダグダ言いたくは無いので、この辺にしときます。

さて、JR北海道は特急列車の最高速度を落とすダイヤ改正を発表しました。
エンジンからの出火トラブル対応策として取られる処置です。
速度を落としエンジン負荷を和らげ運用見直しで保守整備時間を長めに取ることで信頼性の向上を図ると言うことです。

裏を返すと今の整備体制では安全を担保出来ないと言うことです。

国鉄時代、近代化が遅れた北海道は厳しい環境下のもと五稜郭、苗穂、釧路の工場と機関区などの運転現業の整備体制は、本土より厳しい目で日夜整備を行っていたそうです。

JRに移行してからはコスト削減と効率化が優先された為、目に見えない整備が削られ、人が減らされ外注化が進み技術の継承が出来ない時代になりました。

何でもエンジントラブルの原因究明はメーカー任せで部品を送っただけ。
それもその部品がちゃんとメーカーに届いて無かったと言うのですから。

昔はどこの現場にも親父っさん的な人が居て、目を光らせていたものです。

グローバル化の掛け声で雇用制度改革を進めて来た日本ですが、気づくと日本の良さを捨ててしまった事が多かったのでは無いでしょうか?

JRだけに限りません。
多くの企業で技術の継承が出来ず実は事故スレスレの中で業務している現場が多いとも聞きます。

オリンピックで浮かれるのも良いですが、自分達の足元をしっかり見て将来に継承できる政策をしてもらいたものです。

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