OBBとSBB

オーストリア連邦鉄道(OBB)に乗車してスイス連邦鉄道(SBB)と言えばアルプス山脈に挟まれており山岳路線も多く、同じドイツ語圏とあって似ているなぁと漠然と思っていましたが、先月、OBBに乗車してスイス連邦鉄道SBBと似ているようで考え方が全然違うんだなと気づきました。

山間部のローカル駅で降りたのは自分だけでした。


今回、OBBで訪れたのはゼメリングまでですが、SBBは山間部のローカル駅は廃止してバスに役割を譲ってバスとの接続を図っていますが、ゼメリング区間では山間の小駅も運用されており、普通列車が停車して滅多に乗り降りしない乗客への便を図っています。

そんな山間部、ゼメリング駅はOBBの亜高速車両のレールジェット(RJ)が停車し駅員が居ると思ったら運転扱い要員(ポイントや信号を扱う)で乗車券類は一切扱わないのです。
SBBでは基本的に駅員配置駅では乗車券類を扱ってます。

欧州の鉄道で国を跨ぐと色々と変わるので、こういう発見をしながら旅するのも楽しいものです。

スキアトス島に行く【その8】

2017年7月23日

時折目が覚めつつもOS67は中央アジアを東へ順調に航行し、香港まで後2時間位になった頃にトイレに立つとギャレーでは朝食の用意が始まっていました。

朝食

朝食

アラカルトメニューは1便につき1回までなので、朝食は通常と同じのを頂きます。

オーストリア航空(OS)の機内食トレーは独特ですよね。三角形の形をしており、ミールの収納スペースを小さくすることができる逸品?でもあります。
行きのLXで食べたオムレツと同じく欧州系ではレベルの高い朝食でした。

今回の搭乗でSwissair時代から貯めていたマイルともお別れです。
QualiflyerからSwiss Travel Clubになった後、ルフトに統合されMiles & Moreとブランドも変わりましたが今回ATH-VIE-HKGの片道特典航空券で残っていた4万チョイのマイルを使い、残ったのは500マイル程で今後は搭乗する機会も少ないので、今後はスタアラ系はAMCにまとめることにします。

さて香港の天候はあまり宜しく無く、機長からのレポートでは「雨」と言ってました。
いつものように空域混雑で少しホールドした後、今日は東側からアプローチして10:53にRWY25Rにタッチダウン。
ターミナルに到着したのはでほぼ定時の11:00でした。

また香港は雨です。


入国審査場が空いていたので、直ぐに通過できましたが荷物が出て来ないので待っている間に、ANAのサイトにアクセスして羽田行きNH860のチェックインを済まします、しかしアクセスすると指定座席が変更になっています。
シートマップをみるとこの配列からB787-8にシップチェンジした様です。スケジュールではB787-9での運航だったのでわざわざ変更にお金を払って初乗りになるB787-9に変更したのに・・・

予約していたのは後方の窓側でしたが、翼の後方窓側に座席が移動となっていたので最後尾の2人掛けシート通路側が空いていたのでそちらに変更しておきます。

出て来た荷物をピックアップして出発階に移動してANAカウンターでチェックインを済まして再び到着階に戻って、ワンタンメンが有名な「何洪記粥麺専家」で軽く昼食にします。

正斗鮮蝦雲呑麺(エビ入り雲呑麺)

正斗鮮蝦雲呑麺(エビ入り雲呑麺)


ワンタンメンを注文したのにワンタンが無いぞと麺をかき分けてみると底にワンタンが隠れていました(笑)
ワンタンだけではつまらないのでエビシュウマイも注文してみました。

食べたら出発階に戻って出国手続きと、なんか無駄な移動をしてしまいました。
搭乗開始時刻までちょっとあるので、N68ゲート付近で撮影してからNH860の24番ゲートに向おうと、これまたかなりのターミナル間移動をすることに。

天気が悪く、ターミナル内から撮影するとガラスへの映り込みが激しいので、あまり良いカットを得ることが出来ませんでしたふが、それでも30分ほど撮影してからゲートに向かいます。

オンラインチェックインをした時点で空席がほぼ無かったので満席になりそうです。

まあ日曜日の午後便ですから週末に香港旅行を終えた旅行者が多いでしょうからね。することも無かったので早めにゲート前で並んで、ボーディングが始まるととっととJA808Aの機内へ。

14:30にドアクローズして出発準備も整ったのですが、なかなかプッシュバックしないなぁ~と思っていたら、「管制から台風接近により香港周辺の空域が混雑しており当便の出発は今から1時間後の15:30頃になると指示がありました」と機長からのアナウンス。
ありゃーココに来て1時間のディレイですか。

この時期、香港は天候が悪くなりがちで管制当局から離発着が制限されてディレイ祭りが発生したりします。去年も羽田で1時間待たされたし・・・

まあ行きのNRT/HKGで見た「君の名は」でも見て時間をつぶしましょう。待機中、携帯電話の使用許可が出たりドリンクのサービスがあったりしましたが、当初のアナウンス通りプッシュバックが始まったのは15:35でした。

当然、滑走路も混雑しておりRWY07Rから離陸したのは16:17でした。となると羽田到着も定刻より1時間以上は遅れます。
まあこれ位の遅れなら十分に帰宅できます。

ドリンクサービスに続いて機内食がサービスされます。和食か洋食と言うので洋食をリクエストしますと

洋食の方がKcal高めだからお腹が膨れる?

うーん、まだ行きのハンバーグの方が良かったなぁ。

後はいつものルートで羽田に向かいます。
どうやらRWY22へのIGSアプローチの様で千葉市上空から東京湾に出て夢の島を通過したら旋回してRWY22へ
着陸したのは21:00で国際線ターミナルの105番スポットに到着したのが21:08でしたのでほぼ1時間半の遅れのままでした。

羽田に1時間半遅れで到着

羽田に1時間半遅れで到着

どうせ荷物が出てくるまで時間が掛かるのでゆっくりと降機して、入国審査場へ

空港からはバスで地元へ1週間に渡る旅に幕が閉じました。

(終わり)

スキアトス島に行く【その7】

2017年7月22日

欧州滞在の最終日、アテネ(ATH)7:20発ウィーン(VIE)のOS804便に搭乗するので、まだ夜が明けきらない朝5時に起床して5時半にホテルからシャトルバスで空港へ向かいます。

ようやく明るくなって来たアテネ空港

ようやく明るくなって来たアテネ空港


帰りはMile&Moreのマイレージを使い、OSの片道特典航空でATH/VIE/HKGと飛びます。
ATH/VIE間は早朝の804便と午後の800便があるのですが、800便だとVIEでの乗継が1時間しか無いので遅れると厳しいので早朝の便にしたのです。

空港のチェックインカウンターで香港で羽田行きに乗継があるのでE-TKTの控えを見せて荷物はスルーして呉れと言ったのだか、香港までしか出来ないと言うのです。

PNRには乗継便のInfoを入れてもらったのですが・・・。去年もブダペストで同じ事になって乗継のチューリッヒで変更して貰ったのですが、今回は香港で乗継時間が3時間半もあるので再チェックインすることにしました。
それにしても同じアライアンス同士の乗継なんだからもう少し融通してもいいのなぁ~

OS804便はバスゲートがアサインされおり、搭乗開始時刻まであまり時間も無いので直ぐにセキュリティチェックを受けてゲートで待つことにします。

バスに乗りこみ沖止めスポットに向かうとOSのA320(OE-LBI)が駐機しており、バスから降りて乗り込みます。

OS804

OS804


朝早い便なので空いているかと思ってましたが、結構な搭乗率で8割方は埋まる状態でした。
定刻の7:20にプッシュバック開始となり、7:30にRWY03Rから離陸しました。

ホテルは朝食付きでしたが開始前にホテルを出たので、この便ではOSのケータリング会社「DO & CO」が提供する「DO & CO à la carte menu」で朝食を注文しておいたのです。

LCCなんかでは良くある、有料の機内食です。
どうせ欧州線内の機内サービスはサンドイッチ1つだけだろうと思い、オムレツの朝食セット(15EUR)をオーダーしておきました。
なので自分の席にはどーんとビジネスクラスみたいなトレーがやってきます。

朝食

温かい朝食(15EUR)


OSのケータリングはレベルの高い機内食を出すことでも有名です。長距離線のビジネスクラスにはフライングシェフと呼ばれるDO&COのシェフが搭乗しているのも特徴です。
ですから有料の機内食も悪くは無い筈です。

パン袋には3種類のパンが温かくして入っており、もちろんメインのオムレツも温かくベーコンの焼き具合も良くて機内食としはかなりレベルは高い感じがしました。

多分、一般的にこれで1700円となると高い感じもしますが、欧州なら街でカフェでコーヒーとサンドイッチだけでも1200円超えてもおかしくないですから、朝食の選択としては悪くは無いと思います。

OS804便はアルプスを越えてオーストリアに入りウィーン空港のRWY16に到着です。

今回が初利用になる空港で香港行きまで9時間の乗継時間があります。
折角なので観光でもしようと考えていたのが、オーストリアの世界遺産を訪ねようということで、ウィーン空港の地下にあるオーストリア連邦鉄道(OBB)の駅に向います。

事前にインターネットで購入しておりたチケットを引き換えます。空いていた券売機のモニタを英語表記にして、引取りコードを入力して往復の乗車券をゲットします。

ちょうど9:33発のグラーツ行きレールジェット(RJ)559列車が目的地まで乗り換えなしで運んで呉れるます。
10分前に入線したRJに乗り込み、予約が入っていない2等車座席を確保して出発!

ウィーン市内を出るまで速度が上がらなかったRJですが、郊外に出ると160km/hまで加速して飛ばして行きます。しかしそれもつかの間ですぐに速度が落ちてき山岳地帯に入ります。

ハイ、ここからが目的地、世界遺産に登録された「ゼメリング鉄道」になります。

鉄道が世界遺産に登録されているのは3つしか無く、そのうちの1つがオーストリアの「ゼメリング鉄道」になります。
詳しい説明はWikiに委ねるとして、RJは山間部をくねくねと稜線に沿って上がっていきます。
空港から1時間半ほどで、峠越えの頂上になる「ゼメリング駅」に停車します。

ここでRJを下車して直ぐやってくる普通列車に乗り換え一駅戻り「Wolfsbergkogel」駅で下車します。ここから「ゼメリング鉄道」が一望できる展望台があるというのでハイキングコースを歩いて向かいます。

この時の撮影レポートはこちら

2か所ある展望台を巡りましたが、ホント絶景です。日本が鉄道を開通させる前にこんな山岳地帯に鉄道を走らせているのですから当時の国力差を見せつけられます。

ゼメリング鉄道

ゼメリング鉄道


ここからの景色はオーストリア通貨だった20シリーング札にも描かれていました。

展望台の滞在時間は1時間程で再び、ウィーンに戻らなければなりません。

時間があればハイキングコースを辿って歴史的建造物な橋やトンネルを間近に見たいところですが、トランジット次いでの観光なので仕方ありません。

帰りはゼメリング駅まで歩きます。展望台を後にする時、なんとなく雲が厚くなってきたなぁ~と思っていたのでが予感的中でゼメリング駅手前で雨が降り出してきました。

駅で雨宿りをしていると、プラハ行きのRJが到着します。
帰りは奮発して一等車を予約しておきました。
ですが、一等車は先頭車両になるので大急ぎで移動して乗り込みます。

行きのRJはOBBの車両でしたがこのプラハ行きRJはチェコ国鉄の車両でOBB編成とは微妙に編成が異なります。
時間はお昼すぎでもう14時になろうとしています。
なのでお昼は食堂車でと言うことで、隣の車両にある食堂車へ向かいます。

時間的に空いておりテーブル席に座ってメニューを眺めると、チェコ国鉄の車なので食堂車もチェコ料理があります。
ふむふむ。折角なのでチェコ料理にするかとメニューをめくるとと、定食がありスープとメインでEURとなっています。

東欧らしいカツレツに様な料理とチェコのスープを注文します。

まずはスープがやってきました。

まずはスープがやってきました。


食堂車と言ってもケータリング方式なのでオーブンや電子レンジで温めるだけですが、食堂車が死滅した日本に比べれば食堂車がある事自体が貴重です。
メインのカツレツです。

メインのカツレツです。


天気が悪くなりましたが、ゼメリング峠の風景を見ながらの食事はなかなか良いですね~

食事が済み、コーヒーを飲む頃には峠を終えて160km/hでウィーンを目指します。
プラハ行きのRJは空港には行かないので、ウィーン中央駅で空港行きのRJ乗り換えとなります。
ウィーン中央駅は行き止まり式のターミナル駅でしたが、駅の改良工事によって東西のスルー運転が可能にした日本と同じスルー式に生まれ変わりました。

なので、プラハ行きのRJが到着したホームの反対側にザルツブルグ発の空港行きのRJが到着して同一ホームで乗換えが出来る様にダイヤが工夫されています。

右がプラハ行、左が空港行のRJ

右がプラハ行、左が空港行のRJ


空港行きのRJに乗り込み、20分程で空港駅に到着です。

香港まではすでにATHでチェックイン済みなので、まだ時間に余裕があるので展望デッキへ寄ってみます。

乗継の間、空港で撮影していても良かったのですが、流石にそれではつまらないだろうと、世界遺産訪問(と言っても撮影じゃんと言う話もありますが・・・)したのですが、空港に来たらやっぱりね~

OSの新塗装

OSの新塗装


トラフィックも少ない時間帯だったので、あまり撮影は出来ませんでしたが、時間なのでG11ゲートに向かいます。

EUからの離脱なので出国手続きを済まして、搭乗するOS67便の機体番号(OE-LPE)を確認してからゲート前で待機しますが香港行きOS便は週末とあって混雑しています。

これから搭乗するOS67便

これから搭乗するOS67便


搭乗開始前にゲート前並んだので早めに機内に入り、最後尾から1つ前の37Cの座席に収まり出発を待ちます。
遅れていた接続便を待ったのでドアクローズしたのは定刻から20分遅れた17:52でした。

RWY29から離陸し香港を目指します。
この便でもATH-VIE間で利用した「DO & CO à la carte menu」から「CHICKEN IN RED PEPPER SAUCE」を注文しておいたのでエコノミークラスの機内食がサービスが始まると一番に持ってきてくれました。

気分はビジネスクラス?

気分はビジネスクラス?

オーストリア料理セレクションと言うことでウィーンスタイルらしい。
レッドペッパーとなっていたから辛いのかなと思いましたがさほどでも無く、なかなか美味しかったです。

さて、飯も食ったことだし、後は早く寝ることにしましょう。

(つづく)