北海道新幹線は貨物併用で

貨物列車を新幹線移転できれば日本の物流が変わる筈。

先日、JR北海道が120億円を自社負担して、建設中区間の最高速度を320km/hすることを発表しましたが、どこに120億という金があるのか?と言いたいところですね。

120億を投入して達成出来るのは5分の短縮と言われてます。「たった5分」の為です。もう一度言います「たった5分」です。

少しでも東京まで4時間半を切りたいと言うことなのでしょうが、そこまでする意味が判りません。
航空需要を新幹線に呼び込み、起死回生をしたと言うことなのでしょうが、今、東京から小倉まで約4時間半です。
どれだけ直通客が居ますか?

新幹線が札幌まで開業すればそこそこ航空機から新幹線に流れることは想像できますが、「北海道は飛行機」と言う常識が定着している今、その牙城を崩すのは容易ではありません。

なので、個人的には北海道新幹線は貨物併用で航空貨物需要を奪う方が良いのでは?と考えています。
例えば、東京から札幌まで貨物列車では、現行ダイヤでは隅田川貨物ターミナル17:02発札幌貨物ターミナル行3057列車が最速で16時間54分も掛かります。
これが4時間半になれば凄くないですか?

かなり航空貨物を奪うことが出来るのでは無いかと思うのです。貨物は荷物自身で移動出来ないので航空貨物の搭載には割と時間が掛かります。そこに勝機があるのです。

今、東京から北海道への貨物列車は下りの需要が多いもの、上りの需要が少ないと言われてます。上りは農産物が多いのですが「時間が掛かる」ので、北海道ならではの生鮮食品の輸送には向いて無いのです。
新幹線で運べば朝、水揚げされた魚介類が夕方には首都圏の食卓や店舗に充分並ぶことが可能です。実現すればかなり日本の流通が変わる筈です。

東京側は東京新幹線車両センターに隣接する田端運転所と尾久客車区を潰して荷役線に転用して東京側のターミナルにして、札幌貨物ターミナルまで新幹線を伸ばせば簡単だと思うんですよね。
関西方面へは、宇都宮貨物ターミナルに在来線への積み替え施設を作れば、所要時間が8時間位は短縮できるでは?

もちろん、実現にはいろいろな問題があるのは認識してます。でも長崎新幹線でやろうとしていたフリーゲージトレインより実現性が高くないですか?

まあ、空想の域を出ませんが、言いたいのは「たった5分」の為に120億出すなら、こういう事にチャレンジする為に出してもらいたいということです。

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