ヴァージン・オーストラリアが羽田へ

以前はバージンブルーの社名でしたね。

以前はバージンブルーの社名でしたね。

オーストラリアの国際航空サービス委員会(日本で言う航空局に相当)は、来年のサマースケジュールから羽田空港へ乗り入れるキャリアとして、ヴァージン・オーストラリア(VA)とカンタス航空(QF)にそれぞれ日1便を割り振ることを決定しました。

これによりアンセットオーストラリア航空の破産により豪州キャリアはQF(配下のジェットスター含む)だけの乗入れでしたが、ようやく2社乗入れとなります。

VAは来年の3/29からデイリー運航でブリスベン/羽田線を開設する意向でA330-200を使用します。あわせてANAとのコードシェアを開始する予定になっています。

ブリスベンはオーストリア東部に位置して温暖でゴールドコーストにも近く、以前はJALがB747-400で直行便を飛ばしていたこともあります。

VAの就航で比較的高値安定な豪州線の運賃が下がることを期待したいところです。

アリタリア、フィンエアー羽田へ

AZ/AZA/アリタリア航空 B777-200ER EI-ISO

羽田に乗入れるアリタリア航空の B777-200ER

以前、記事にしましたが、羽田空港の新規乗入れ枠決定により各国の航空会社から乗入れ申請が始まり、アリタリア航空(AZ)が2020/3/29からローマ/成田線を廃止してローマ/羽田を開設することになりました。

AZはミラノ/成田線を運航していますが、こちらは引き続き運航する計画で成田に踏みとどまる形になります。
スケジュールは今後発表されます。

またフィンエアー(AY)はサマースケジュールからヘルシンキ/羽田を就航予定しておりスケジュールは
AY61 HEL0:50 HND16:15 A350-900 Daily
AY62 HND1:35 HEL5:30 A350-900 Daily
となっており、羽田は深夜出発となります。
AYは成田線も継続され
AY71 HEL16:45 NRT8:50+1 A350-900 Daily
AY72 HND9:50 HEL13:50 A350-900 Daily
とほぼ現行とおりの時刻で運航され、ヘルシンキへは朝と晩の2便体制となります。

AAも羽田へシフト

アメリカン航空(AA)も来年のサマースケージュールからシカゴ~成田・ロサンゼルス~成田線の運航を取り止め、毎日2便運航のダラス~成田線を毎日1便に変更することを発表しました。

一方、ダラス~羽田線を毎日運航で開設し、毎日運航のロサンゼルス~羽田線を毎日2便に増便します。
DFW/NRT
 AA175 DFW 1220 HND 1555+1 777-300ER Daily
 AA176 HND 1815 DFW 1620 B77-300ER Daily
LAX/NRT
 AA170 LAX 0055 HND 0445+1 B787-9 Daily
 AA027 LAX 1015 HND 1420+1 B787-9 Daily
 AA169 HND 1155 LAX 0610 B787-9 Daily
 AA026 HND 1625 LAX 1025 B787-9 Daily

成田から羽田へのシフトが続き、成田への乗入れは後発だったAAも羽田へシフトの流れですね

AA/AAL/アメリカン航空 AA169 B787-9 N840AA

LAX線はB787-9での運航です

さよならデルタ

まさかこんなに早くデルタが去るとは・・・

デルタ航空(DL)が2020年の夏を目処に成田から撤退し、北米線を羽田へシフトし以遠権路線を運休する方針が伝えられています。
既にDLは羽田からシアトル、ポートランド、デトロイト、アトランタ、ホノルルへの路線開設について米国運輸省から内定が出ており、路線就航の正式決定後に成田撤退を公式発表する方針だそうです。

DLはノースウェスト航空の太平洋路線を吸収してアジア路線のハブ空港として成田には自社ハンガーを保有し整備拠点として利用してきました。
しかし、スカイチームのパートナーは日本に無く、大韓航空(KE)と太平洋路線でのジョイントベンチャーによりインチョン経由でのコードシェアによりアジア路線を充実させていることから、ハブ機能をソウルに移して日本へは直行便の目的地に格下げ?となります。

成田の午後に第1ターミナルのサテライトをDL機で埋め尽くしていた時期がありましたが、そういう光景も過去の光景になります。

ホントにやばいぞ成田になりそうです。

追記:
この記事アップの翌日、デルタ航空は正式に「さよなら成田」を発表しました。

DL/DAL デルタ航空 B777-200 N861DA

成田の管制塔に「さよなら」と告げる日が近いデルタ航空

デルタは羽田シフトか?

成田が輝いていた頃のノースウェスト機

成田が輝いていた頃のノースウェスト機

羽田空港発着枠配分について、デルタ航空が申請していたホノルルとシアトル、ポートランド、デトロイト、アトランタ線について1日1往復ずつをアメリカ運輸省が認める方針を発表しました。

各路線とも既に成田から就航している地点です。ホノルル以外は成田とダブルトラフィックにするにはマーケット的には厳しいのでは無いかと思っています。
当面は、成田便も維持するでしょうが、徐々に減らして羽田にシフトする予感がします。

デルタ航空は、元々ノースウェスト航空の太平洋路線を継承しており、成田空港の発着枠でもベスト3に入る程スロットを持ち、整備拠点として極東地域のハブ空港でもありました。
北米線以外は記憶しているだけでも、ソウルと釜山、北京、上海、台北、マニラ、香港、グアム、サイパン、シンガポール、バンコクに以遠権路線を持ってました。
なので午後になると成田空港のサテライトにはノースウェストのジャンボだらけになったものです。

その後、デルタ航空に買収されるとオープンスカイにより直行化、アライアンスによる共同運航が増え成田を通過するフライトが多くなり、今ではデルタ航空の以遠権はマニラとシンガポール位になりました。

デルタの成田ハブは縮小化傾向で、来年の羽田空港の発着枠増便でますます成田の存在感が薄くなるような気がします。