サマースケジュールからデルタ航空が日本での乗入れ拠点を成田から羽田に移しました。
この航空需要激減で運休しているフライトも多いですが、成田への乗入便数を誇っていたノースウェスト航空の流れを組むデルタ航空が成田から消えるというのは寂しい限りです。
デルタ航空は日本側にパートナーキャリアが居なかったことで米国運輸局から多くのスロット割当を得て(それ以外に色々とロビー活動のお陰でしょうが)羽田に全便を移すことが出来ました。
同時に成田を経由して運航していた以遠権フライトを廃止して、成田のハブ機能を廃止して、一乗入れ地点としました。
1990年台の後半から2000年に入って直ぐあたりまでは午後の成田空港にはひっきりなしノースウェストのB747がやってきたものです。
2010年にデルタ航空に統合されてからも成田へ乗入れは続けられてましたが、徐々に規模を縮小していき、スカイチームのKEとのコードシェアなどによりハブ機能をソウルに移して、今回の完全撤退となりました。
当時の盛況を知るものとして成田撤退は残念です。
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