さて今回の旅行記の始まり始まり~なんですが、今回俗にいう「観光」はほとんどありません。
完璧な趣味の世界の話なので乗り物に興味がない方はつまらないと思いますのでご注意ください(笑)
2016年9月1日
午前中、仕事を一生懸命(?)して午後帰宅し着替えなんぞを済まして、さぁて出掛けるかとカバンを持った瞬間に運行情報メールが届き、総武快速線津田沼駅で人身事故が発生し総武快速線運転見合わせの知らせ。
津田沼なら線路が隣り合わせにならないから緩行線(各駅停車)には影響は無い筈と予定通りに出発し、駅に行くと緩行線は少し遅れているものの運転しており、秋葉原まで総武緩行線で行き京浜東北線に乗り換え浜松町へ。モノレールに乗り換えて国際線ターミナルへ向かいました。
モノレールを降りたら前夜、コインロッカーに入れていた荷物をピックアップします。
電車を乗り継いで空港へ向かうのキャリーが付いてると言っても階段が多い駅では重いし面倒なので、前もって大きな荷物を空港まで車で運んでおいたのです。
家から空港まで車なら早いし駐車料金も30分以内なら無料で、さらにコインロッカーも24時間制なので前夜預けても300円ですから一見面倒の様ですが、当日身軽に空港に行けるのは楽ちんです。
荷物をピックアップしてキャセイパシフィック航空(CX)カウンターでチェックインします。
今日は香港経由でバンコクまでの行程になります。
荷物を預けてバンコクまでの搭乗券を貰うとゲートは144番との事なのでこれならと思い、さっさと出国審査と済まします。
と言うのは乗って来たモノレールからN地区にA340が駐機しているのが見えたのです。撮影したいのですが展望デッキより、新しい国際線サテライトからの方がN地区が良く見える筈と、出国審査を済ませ制限区域に入りサテライトに行くとA340が見えました。
レジを見るとHZ-SKY1で、どこぞかの政府専用機機かなと思ったのですが、調べてみるとサウジアラビアのビジネスジェット運航会社が所有する機体です。
政府専用機では無いようですが、機内はVIP仕様になっているそうで、サウジあたりの石油王が乗ってきたのでしょうかね?
まだ搭乗時刻まで時間があるので、来る途中に「六厘舎」がフードコートで見かけたのでそこまで戻って腹ごしらえします。
どうせ機内食が出るまで時間が掛かるしそんなに期待できませんからね。
「エビつけめん」を注文しました。麺のゆで時間に15分程掛かるとの事ですが、搭乗開始時刻まで40分あるので余裕です。
そろそろかなーと思った頃に渡されたブザーが鳴って完成です。
六厘舎と言えば有名店ですが、この手のつけ麺はもう都内でもあちこちにありますから、感動する程のおいしさはありませんが、おいしいのは間違いないです。
さて、出発前の腹ごしらえも済んだことだし、ゲートに向かいます。
これから搭乗するトップバターは、16:35発のCX549便、B777-300ER(B-KPI)です。航空券購入の際にNo7非常ドア脇の座席59Kを予約しておきました。
ココは窓が無いのですが、前に座席がないのでゆったりできるのです。大抵この座席は上級会員向けの抑え座席なのですが、窓がないからかAとKに限っては一般座席扱いなので平会員でも抑えることができたのです。
搭乗して機内も落ち着き定刻より早く16:18にドアクローズになったのですが、客室乗務員の様子がおかしい。出発する際の慌ただしさが見られないなぁと思ったらキャプテンのアナウンス。
英語なので所々のフレーズしか聞き取れませんでしたが、Hongkong, Bud weather,Japan and Korea,Air traffic control, delay,1hourなどから、香港の天候が悪くATCクリアランスが取れず1時間出発が遅れるアナウンスと推定。
出発まで機内エンターテイメントを楽しんでくれと言って機長はアナウンスを終えましたが、香港から乗り継ぎがある身としては1時間の遅れは気が気ではありません。(後で日本人乗務員から翻訳放送があり推定は確定へ)
なんせ乗り継ぎ便は今回旅の目的の一つだった最新鋭のA350-900での運航です。この便に乗るために色々調整したのですから・・・
飛ばないことにはこの先もいけないので後は香港で乗り継ぎ便を相談するしか無いなぁとFlightradaer24で香港のトラフィックを見てみると、かなりの便がホールドしているのが確認できました。
仕方ないので、エンターテイメントシステムを起動させて、面白いものはないかなと探すと「64(ロクヨン)」が映画にあったので、64(ロクヨン)前編を見て出発を待つことにします。
17時半前にになって機長から出発の最終確認を行うようにと客室乗務員への連絡放送があると機内もあわただしくなり、17:33にプッシュバック開始となり、飛行機に乗り込んで1時半かかりました。
ようやくゲートを離れてRWY16Rから離陸したのは17:47でした。
フライトタイムは3時間49分との事だったのでうまくすれば30分程度の遅れで済むかもとこの先の期待を込めて羽田から離陸していきました。
機内ではいつも通りにドリンクのサービスがあってから機内食となります。ビーフとパスタの選択だったのでビーフをチョイスしましたが、中身はすき焼き風でした。
去年はデルタでカリブげ行きましたが、そのときの機内食のクオリティの低さはには、「米系キャリアに機内食を期待してはならない」を十二分に認識したものです。
流石にCXとなればそこまで酷くは有りませんでしたが、しょせん機内食です。機内食もサービスでは無く対価を払うLCC方式の方がお互いにハッピーな気がしますがそうするには色々と難しい問題がありますからね。
でも食後のコーヒーがぬるく美味しく無かった~
出発が遅れたお陰で?で64の前編、後編とも見られることが出来ました。
香港での乗り継ぎ便情報がモニターに表示されるようになりCX617を探すと・・・うん、「CX617 BKK 23:35」あれまラッキー?なことに出発が2時間10分遅延になっている。
これなら遅れても大丈夫と今まで他の便に振り替えになるなぁとブルーだった気持ちが回復。ええいまだ遅れてもいいぞとおおらかに(笑)
香港アプローチに入るとやはりホールドもありRWY25Rには20:45にランディングし33番ゲートには定刻から51分遅れの20:56になりました。乗り継ぎ便の案内を見るとCX617は45番ゲートになっているので、TRANSITポイントから出発階に移動してちょっとターミナルをうろついてから45番ゲートに向かうとゲートにはA350ではなくB777が駐機しています。
まさかのシップチェンジ?と落胆。まあまだ時間があるからトーイングして差し替えだろうとみう一度ゲートの便名をみると、あれバンコク行きじゃなくマニラ行きになっている。再び出発便の案内を見るとゲートが67番に変更になっているでは無いですか。うーん案内放送を聞き逃した~
結構歩いて67番ゲートに到着するとCX617 BangkokとなっておりA350-900(B-RRE)が鎮座していました。独特なフォルムがカッコ良いなぁ。
さらにゲートをよく見ると75HK$まで飲食できる案内が出てます。おお2時間遅れお詫びかいなと近くのレストランでなんか食ってやろうとメニューを見ると75HK$じゃそうそう食べれるものが無い。考えてみれば1000円程度ですからね。
でも折角なおで點心とマンゴープリンを注文し差額は自腹を切って食べましたが、腸紛は良かったけどプリンは全然おいしく無いなぁ。
さてそろそろ搭乗開始になります。この便の座席は後方の67Aです。
機内に入ると新車の臭いがします。夜の便なので空いているかと思ってましたが結構の混んでおりドアクロースしたのが23:35でスポットアウトしたのが5分遅れの23:40でした。
出発機の順番に並んでRWY25Lから23:50に離陸しました。フライトタイムは2時間15分との事なのでバンコク到着は1時過ぎかぁ~
巡航高度になったところでサービスは始まります。この便では機内食もビーフとパスタの選択だったので、今回はパスタを選択してみました。
うん、悪くはないね。
もう少しチーズ感があればいいんだけどなぁ~
食後のコーヒーはちゃんと暖かかったけどコーヒーの味があまりしなかったです。CXはコーヒーをケッチっているのかな?
新しい機材だけにエンターテイメントシステムも最新のが搭載されており、Wifiも出来るようになっています。さすがに今回はフライトが短いのでWifiは試しませんでしたが、フライトインフォメーションはなかなか面白かったです。
フライトタイムが短くバンコク空港への降下が始まります。
徐々に高度を下していき、街の明かりが見えてきました。
A350は1:06にRWY19RにタッチダウンしF6ゲートには1:12にスポットイン。1時間57分遅れてでようやくバンコクに到着です。
入国審査を済ませて荷物をピックアップして到着ロビーに出たのは1:45になりました。今日は空港近くのホテルに1泊しますので、送迎ポイントに向かいます。ホテルからは4番出口に居るスタッフに申告すれば迎えが来ると聞いていたのでその場所に向かうと、うーんアジアですなぁ。
手すりにホテルの名前が書かれており自分の泊まるホテルPhonex Hotelの名前を探して付近のおばちゃんに、予約していることを伝えると電話をしてくれるシステムです。
うーん空港周辺ホテルの案内所というより寄合スペースです。
ここで20分程またされて、ようやくホテルの送迎バンに乗り込んだのが2:10でした。日本時間だともう朝の4時過ぎです。
ホテルに着いたら早く寝よう・・・
(その2へつづく)
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