JAL争奪戦

株価も100円を切ってしまい、このまま年を越せるのか？と言うような状況になってしまいました。
そんな中、DLとAAのJAL争奪戦と思えるような資本提携のオファー。
DLにすれば太平洋やアジア路線をこれで一気に手中できる訳で、JALは安い買い物な訳です。
一方、スカイチームやスターアライアンスに比べて提携会社の拡大が遅れていたワンワールドにとっては、JALが提携から離脱するとなるとかなりの痛手になりますからなんとか引き止めたいところです。
ただ、財務状況がAAもなんとか回復基調になりつつある中、投資する余裕が少なく、同志のBAもイベリアとの経営統合で費用が必要で、JALに回す資金に余裕が無い状況です。
そんな中、DLの移籍費用負担と言う話は、JALにとっては魅力的なオファーかも知れません。
ただ、JALとDLが合わされると日米間の輸送力シェアが大きすぎて、米国の独禁法除外裁定を得れない可能性もあるのが、悩みどころでもあります。
JALがこれからも飛び続けるには、大きな決断を迫られているのは確かです・・・