ヒースローも第三滑走路建設へ

2014年に廃止されたLHR名物の踏切

2014年に廃止されたLHR名物の踏切

成田空港の第三滑走路建設計画が動き出しましたが、イギリス・ヒースロー空港でも第三滑走路の建設が決まりました。

現在平行滑走路2本で運用されており、発着枠は満杯な状態で昔から滑走路増設が望まれていたが、空港周辺に住宅街が隣接しており、ただでさえ厳しい騒音規制が敷かれているなかに新しい滑走路の建設はかなり大変なことだと思います。

現行の滑走路の北西に3500m滑走路を建設する計画で、場所的にはハーモンズワースムーアパーク周辺になるかと思います。合わせてT6ターミナルが建設されることになっており、滑走路とターミナルが増えることで、政府は16000人の雇用が生まれるとアナウンスしています。

滑走路が増えると言うニュースの場合、たいてい発着枠がどれくらい増えるだとか、何便の増発出来るとか言う話が一番最初に出たりするのですが、雇用の話が出るのは珍しいですが、このアナウンスは今のイギリスの国内状況を表していますね。

滑走路を1つ建設のするだけのニュースでもお国事情が垣間見れるのも面白いです。

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