1992年5月15日から8月15日までイタリアのジェノバで開かれた国際博覧会に日本館として展示船として遠いイタリアで第二の余生をスタートした予定丸です。
当時、羊蹄丸はJRから日本財団に売却され展示船となる予定でしたが、係留場所の問題からストア状態になっていました。そういうこともあって博覧会の展示船と白羽の矢が立つことになった訳です。
流石に自走は出来ないので、曳航ですが、はるばるイタリアまで出張しました。
この時、初めて世界一周航空券を使って訪欧し、少ない情報を頼りにイタリア・ジェノバまで行き、会場で青い羊蹄丸に再会した時は、懐かしさと青い船体にカルチャーショック?をうけつつも煙突のマークがJNRになっていたのを見て感動しました。
日本を紹介する展示などを船内で行いましたが、折角の車両甲板は使われなかったのが残念です。
この時の船内図を見た際に、車両甲板に車両の位置が記載されていたので、もしかしたら船の科学館で展示されていたDE10やスハフ42も渡航したのカモ知れません。
もしそうだとしたら、海を渡った唯一のDE10かも知れませんね。
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