さようなら羊蹄丸

船の科学館のリニューアル閉館に伴い、別館として展示されていた青函連絡船「羊蹄丸」が9月30日をもって、展示を終了となり、譲渡されることとなりました。
譲渡先は、先月末で公募締切となり35件の応募があったそうで10月中に譲渡先が決定されます。

羊蹄丸は、青函連絡船の最終運航便に乗船した思い出のあるシップでもあります。正確な記録は無いのですが、高校時代に北海道へ周遊券片手に津軽海峡を渡った際に、一番乗船回数が多いシップだったと思います。

最終日には、イベントとして最後の出港作業の再現などを実施するそうですが、最終日は残念ながら行くことが出来ないので、本日最後のお別れをしてきました。
僅かな時間でしたが、プロムナードからブリッジと歩き、車両甲板のレールに載っている客車とDE10を見て、当時を懐かしんできました。
閉館を告げる「蛍の光」が、函館・青森出港時の風景を記憶から呼び戻してちょっとセンチな気分でシップを後にしました。

羊蹄丸が第三の余生で末永く活躍できることを願って・・・

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