EF70-300mm F4.5-5.6 DO IS USMはダメな子？

一昨年の冬にソウルのカメラ屋で買ったCANONのレンズ「EF70-300mm F4.5-5.6 DO IS USM」
なんせ新品価格は12～14万前後なので、新品には手が出せず、この値段ならと言うことで7万円をウォンに両替して買ったシロモノです。
結構、クセのあるレンズとの評判だったのですが、「いいじゃん、個性的で」と言うことで、日本の中古価格より安く美品だった事もあって購入してきました。

一番の魅力は全長で10cmを切るコンパクトと言うことでした。海外でスポティングする際にLレンズを持参するのは荷物になるし重量もかさばる。特に機内持ち込みになるので、なるべくコンパクトにしたいと言う訳です。

望遠で300mmとなるとAPCでは1.6倍となり480mm相当のレンズになります。飛行機撮影では、ちょっと物足りない時もありますが、旅客機では大型機なら充分です。
昨年、香港・欧州と撮影旅行に出た際に活躍してくれました。

コンパクトで機動性も高くいい子なんですが、解像力に劣る面があるのは否めません。
特に300mmで遠目の被写体だとかなり解像力が悪くなります。

先日成田で300mmで撮影したJAL機です。クリックしてオリジナル画像を見てみれば、判るかとおもいますが、文字の輪郭がぼやけているような感じがします。

ISO200、1/500、F8での撮影し、フォトショップで自動補正しています。なんかキレのない感じがします

ちなみに、50Dと同時購入の「EF-S 18-200 F3.5-5.6 IS」で200mmで撮影した写真も掲載しておきます。
こちらもISO200、1/500、F8での撮影し、フォトショップで自動補正しています。
被写体や条件が違うので単純に比較できませんが、こちらは最大望遠まで難なく撮影出来るレンズと言う感じがします。