マンデラ氏逝く

南アフリカのアパルトヘイト根絶に死力を尽くし、南アフリカ初代の黒人大統領として活躍したネルソン・マンデラ氏が昨日、逝去された。

マンデラ氏は1964年に国家反逆罪で収監され、ケープターンの沖合にあるロベン島の監獄に入れられました。2度目にケープタウンを訪れた時に、フェリーでロベン島に渡り、収容所を見学してきました。
マンデラ氏を27年も収監され1990年に釈放された訳ですが、ココを訪れた10年前まで収監されていたのですがら、南アフリカのアパルトヘイトが長きの間続き、それがつい最近までだったと言うことは意外と知られてないものです。

白人と黒人。肌の色で区別して虐げられる。こんな理不尽な事はありません。
ただ、日本も昔には、韓国や中国に対して、ここまで酷い虐げは行なってはいません（と思う）が、似たような事をした事実が存在したことを忘れてなりません。

2度ほど南アフリカを訪問しましたが、本当に素晴らしい場所で、まだまだ発展する余地は大きく、ゆくゆくはアフリカの牽引力になるのではと思ったものです。
また機会があれば、行ってみたい場所でもありますが、残念ながら最近の南アフリカ情勢を見ると、周辺諸国からの難民流入により治安の悪化が進んでいるのが残念です。