BRTで代替で鉄路廃止

東日本大震災で路線に大きな被害が出たJR東日本の気仙沼線柳津~気仙沼間と大船渡線気仙沼~盛間について、国土交通省に鉄道事業廃止の届出を行ったことを発表しました。

この区間は鉄道敷地をバス専用道に転換したBRTによりすでに復旧していますが、鉄路での復旧はとうの昔に諦め、沿線自治体も鉄道の廃止に同意しておりJRが廃止届の提出したことで正式に鉄道が消えることになります。

柳津で途切れ、出発信号機に進行現示が出ることが無くなった気仙沼線


廃止になる気仙沼線は1977年の開通と比較的新しい区間でしたが被害の大きさや復旧後の輸送状況を考えると企業として費用をかけて復旧させるのは無理と言うことです。
残念ではありますが、企業としての判断としてはそうなるでしょう。

既にBRTによる代替手段も定着しており、鉄路が無くなってもJRが関与しますし、JRがBRTにしたいと言った以上、当面は責任をもって運営する筈ですから交通手段は確保されますし、「時刻表」にも掲載されます。「時刻表」という日本でも有数の発行部数を誇る雑誌に駅(町)の名前が載るのですから。

JRはBRTと言う新しい手段をもって代替えをするのですから最後まで責任をもって運営していただきたいですね。

進行信号が点灯することは・・・

先月、石巻線の撮影間合いに前谷地から気仙沼線の柳津まで一往復して来ました。
気仙沼線は先の東日本大震災で被災し柳津から気仙沼までの55kmが不通となり、この区間はBRTによる「仮復旧」となっています。
「仮復旧」ですが、鉄路による復旧はかなり難しい状況です。
柳津駅から気仙沼方面への出発信号は停止を示したままで、転轍機も安全側線へ向いています。
柳津駅上り2番線に入る列車も無くレールは錆びたままです。
この先列車が進むこともやってくることもありません。
前谷地~柳津間は被害が少なく震災後運転再開しましたが、BRTのバスは殆どが前谷地まで直通運行しているので、柳津で乗り換える利用者は少ない感じでした。

柳津や前谷地駅で列車からバスに乗換が不便ですね。駅前といえ跨線橋を渡って駅舎を出ての乗換です。
前谷地の3番線を改良して、バスもホームに横付け出来るようにするとか将来に渡ってBRTとするならもう少し利便性を考えて欲しいところですね。
色々と法律的に問題もありますが、復興特例法などで対処できないものかなと思ってしまいます。