BRTで代替で鉄路廃止

東日本大震災で路線に大きな被害が出たJR東日本の気仙沼線柳津~気仙沼間と大船渡線気仙沼~盛間について、国土交通省に鉄道事業廃止の届出を行ったことを発表しました。

この区間は鉄道敷地をバス専用道に転換したBRTによりすでに復旧していますが、鉄路での復旧はとうの昔に諦め、沿線自治体も鉄道の廃止に同意しておりJRが廃止届の提出したことで正式に鉄道が消えることになります。

柳津で途切れ、出発信号機に進行現示が出ることが無くなった気仙沼線


廃止になる気仙沼線は1977年の開通と比較的新しい区間でしたが被害の大きさや復旧後の輸送状況を考えると企業として費用をかけて復旧させるのは無理と言うことです。
残念ではありますが、企業としての判断としてはそうなるでしょう。

既にBRTによる代替手段も定着しており、鉄路が無くなってもJRが関与しますし、JRがBRTにしたいと言った以上、当面は責任をもって運営する筈ですから交通手段は確保されますし、「時刻表」にも掲載されます。「時刻表」という日本でも有数の発行部数を誇る雑誌に駅(町)の名前が載るのですから。

JRはBRTと言う新しい手段をもって代替えをするのですから最後まで責任をもって運営していただきたいですね。

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