先月、石巻線の撮影間合いに前谷地から気仙沼線の柳津まで一往復して来ました。
気仙沼線は先の東日本大震災で被災し柳津から気仙沼までの55kmが不通となり、この区間はBRTによる「仮復旧」となっています。
「仮復旧」ですが、鉄路による復旧はかなり難しい状況です。
柳津駅から気仙沼方面への出発信号は停止を示したままで、転轍機も安全側線へ向いています。
上り2番線に入る列車も無くレールは錆びたままです。
この先列車が進むこともやってくることもありません。
前谷地~柳津間は被害が少なく震災後運転再開しましたが、BRTのバスは殆どが前谷地まで直通運行しているので、柳津で乗り換える利用者は少ない感じでした。
柳津や前谷地駅で列車からバスに乗換が不便ですね。駅前といえ跨線橋を渡って駅舎を出ての乗換です。
前谷地の3番線を改良して、バスもホームに横付け出来るようにするとか将来に渡ってBRTとするならもう少し利便性を考えて欲しいところですね。
色々と法律的に問題もありますが、復興特例法などで対処できないものかなと思ってしまいます。
コメント