塩尻から乗車した中津川行の普通列車は2両編成のワンマン運転でした。途中、木曽福島と終点中津川以外は無人or改札業務なし駅なので、先頭車両からしか乗車、下車が出来ません。
なので2両目のドアは基本開かないことになります。
まあ、コスト削減のローカル線ではよくある光景ですが、とある駅でホームで列車を待っていた外国人旅行客がそのシステムを知らずか、2両目から乗車しようとドアの開閉ボタンを押しますが開かないので右往左往する光景に出会いました。
ドア付近の乗客がジェスチャーで「前!前!」と示すとようやく理解したのか、1両目に大きな荷物を持って移動し無事に乗車すること出来ました。
木曽の山間の無人駅から外国人旅行客が乗車することに驚いたのと、こういう日本の特有の乗車方法については英語表記が無いと言うことに気づきました。
我々は、当たり前と思うかも知れませんが、海外の鉄道でこういう乗車方式ってあまり無いよな・・・
なんでも昔ながらの街並みが残る木曽を訪れる外国人旅行客は増えていて、この地方の観光協会も英語での情報提供に力を入れているそうです。
オリンピックの誘致で「おもてなし」とスピーチした人が居ましたが、「おもてなし」以前の問題が多いのに何言っているんだかと思ったものですが、その心配が現実になった気がしました。
ワンマンの運転士ももう少し1両目に誘導出来るような案内が出来ればいいのにと思ってしまいました。
「おもてなし」ねぇ
オリンピックまでに出来るんでしょうか???
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