今、全国的に駅弁を製造する業者が衰退しています。コンビニ弁当やデパ地下弁当に押されて購入者が減っているのが要因とされていますが、駅弁には色々と制限や規制があり閉鎖空間の列車内で食べる弁当としては一番安心できます。
米原駅で駅弁を製造販売している井筒屋さんは新作弁当を作り出して頑張っている駅弁屋さんです。
新幹線ホームの売店でいくつか並んでいるお弁当から今回選んだのは「近江牛としょいめし」税込1350円です。
最初は近江牛といっしょめしかと思いましたが、「しょいめし」とは、滋賀県の郷土料理で「醤油めし」の意だそうです。
味付けの醤油には長浜市の「かねなか醤油店」製造している手作り醤油を使用しており、近江牛と牛丼風に仕上げられた区画と、ステーキが乗せられた区画の2つに別れていて、同時に2つの味が楽しめると言うなかなか凝った駅弁です。
お弁当には刻みのりが添付されており、食べるときにノリをふりかけて食べるようになっています
早速、煮込まれた牛肉とご飯を食べますと、うわー冷めた××の牛丼は美味しくないけど、この弁当の牛肉は冷めても美味しい。
その味が染みたご飯もいい感じです。
ステーキの方はいい感じのミディアム感。
くぅー、なんて美味いんだ。
ちょっとお値段がはりますがそこはブランド牛です。駅弁の試練でもある冷めても美味しいと言うのは素晴らしいです。
いやー肉好きにはたまらん駅弁です。
米原駅に停車する「ひかり」「ごたま」は「のぞみ」の通過待ちをするので、「のぞみ」では味わえないこのブランド牛の弁当を賞味して欲しいですね。
ちなみに井筒屋HPによると「近江牛としょいめし」は限定製造なので予約した方か確実な様です。
コメント