検査後は一旦、釈放されたものの検査の結果基準値の9倍のアルコールを検知し警察当局に勾留され起訴されています。
航空に限らず、交通従事者の乗務前飲酒による事件や事故は昔から多く、乗務前のアルコールチェックを行う企業が多いもの、こうやって自社チェックをすり抜けて、その後発覚するケースが後を絶ちません。
特に航空運航従事員は、運航にあたっての心理的プレッシャーが陸上運航従事員よりはるかに強く、そのプレッシャーに反応するかの様に酒豪も多いそうです。
成田市内のバーなどで乗務後のステイクルーが深夜まで飲酒している姿を見かけます。
ただ、日本人はアルコールを分解する身体能力が、欧米人より弱く時間が掛かると言われていますから、量をセーブしないとアルコールが抜けるまで時間がかかります。
勝手な憶測ですが、JL44便は現地19時発ですから昼までアルコールを摂取していたのではないかと勘ぐってしまいます。
今回、クルーバス内でバス運転士が気づいたと言うのでから、相当アルコール臭がしたのでしょう。
当然、他のクルーも気づいていた筈ですが、それを咎めないと言うことは、よくある光景ということなのでしょう。
そろそろ、「業界の常識、世間の非常識を」是正する必要があるのは無いでしょうか?
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