ソウルで6月1日から3日まで開催された第75回IATA総会で13の航空会社がIATAに加盟が認められました。
今回加盟するのは
- Air Dolomiti
- Congo Airways
- Cyprus
- FUZHOU AIRLINES 福州航空
- Germania
- HONGKONG AIR CARGO
- Kunming Airlines昆明航空
- Ravan Air ALASKA
- Solomon Airlines
- Spicejet
- TAHI Smile
- Urumqi Air
- XL airways
で、IATA加盟航空会社が291社となります。
IATAに加盟することで航空券の販路が広がり、連帯輸送も可能になり旅客サービスの充実するなどのメリットがあります。
IATAと言えば航空業界の世界的組織ですが、悪く言えば談合組織とも見られてもおかしく無い組織だったりします。
航空輸送黎明期には、過熱する旅客サービスの競争を体力の無いキャリアでも対応出来るようにサービスに関するルールを定めていました。
なのでファーストクラスで提供するステーキの肉厚は◎cm以内までと言うが有ったと言われて、逆にIATAに加盟していないキャリアの方がサービスが良いと言う時代もありました。
ジャンボ機による国際輸送が増えて来た1980年頃からは国際航空運賃の調整機関として各国から独占禁止法の除外を受けて機能していましたが、最近は加盟しないLCCも増え、航空運賃の自由化も相まって今では航空サービスや航空保安など航空輸送に関する世界的な研究、提案、究明機関としての役割を強めてきてます。
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