空港運営と航空管制は別組織なのも連携が上手く行かない理由の一つなのでしょうか?
管制は、航空機の離発着が「出来る・出来ない」の判断が重要ですし、空港運営者は空港内がパンクしているから飛行機を止めてなんては言えませんからね。
ホントは空港全てを統括する責任者が全て仕切らないとダメなんでしょうけど、縦割り行政大好きな日本では無理な話でしょうし。
あの日、成田空港から脱出するには、成田から航空機を使ってどこかの空港経由で羽田に向かうのが最良だったと思うのですが、こういう事も想定して、成田発羽田行きのフライトを飛ばせる体制って出来ないものでしょうかね。
機材繰りで成田発羽田行のフェリーフライトを飛ばしているのだから客扱いしても良いのにと思ったりします。
それにしても、今回の台風15号は千葉県南部ではかなりの被害がでましたが、千葉県の東側は住宅密集地が少ないことで、960phという非常に強い台風の規模の割には被害が抑えられたのでは無いかと思います。
台風による被害は台風の中心より東側で大きくなる傾向があります。
日曜日の夕方では15号は9日の未明に神奈川県あたりに上陸し北上する予報でしたが、実際には台風は東京湾を北上して3時過ぎに千葉県に上陸したことから、被害が千葉県に集中しました。
これが予報通り、神奈川県に上陸していたら被害はかなり深刻なものになったことだと思います。都心部で被害が相次ぎ、羽田空港は無線とかレーダーに被害が出て離発着が出来なくなったカモ知れません。
自然災害に弱い東京ですから、イザと言うのときの備えや、その後の対応を普段から考えておかないと駄目ですね。
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