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民主化要求デモが続く香港ですが、未だ終結が見通せない混乱が続いています。デモの要求が中国移送法案の撤廃だったのが、今では反共産体制になりつつあります。まあいつかはこういう動きが香港で起こるとは予想はしてましたがこうも膠着状態が続くと香港市民の疲労もさる事ながら。香港経済への影響を心配せずには居られません。
二国制度の香港ならではの地位が、中国返還後の香港経済の力になっていただけに、今後なにかしらの混乱に乗じて共産色が支配することになれば香港経済の優位性は消えて、深センと同じ括りになってしまうのではと危惧してます。
今、香港は観光客を始めとした外国からの訪問客が減少してます。
シンガポール航空は10月中旬から週49便運航していたシンガポール~香港線を46便に減便と機材縮小をしています。
一番影響の大きいのは香港ベースのキャセイパシフィック航空でしょう。既に米国線や欧州線で減便を行っており、傘下の香港ドラゴン航空は11月5日より香港~羽田線を運休します。
現地からの情報だと平日の昼間は比較的穏やかで企業活動も行わており観光出来なくは無いとの事ですが、週末になるとデモも激しくなり外出は控えたほうが安心との声もあることから、観光で香港を応援しようと言いけれない状況のようです。
早くまた深夜まで明るい香港になって欲しいものです。
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