ニュージーランド航空(NZ)はエコノミークラスの新しいサービスとしてフルフラットの睡眠エリア「スカイネスト」を発表しました。
NZは地理的に国際線の多くが長距離飛行となり機内サービスの開発には力をいれており、エコノミークラスの3座席を専有する「スカイカウチ」もNZが最初です。今回の「スカイネクスト」は3段式ベットが長さ200cm幅58cmと、旧国鉄の3段式B寝台に相当するサイズ!が2組並び、枕、シーツ、毛布などカプセルホテル並の装備がありエコノミークラス利用者は飛行高度に達した後、時間制で有料利用できるそうです。
このサービスは、オークランド-ニューヨークの長距離路線などに21年度からの導入を計画していますが、このプロダクトを他社にも販売することも考えています。(スカイカウチはANAのA380でも導入されてます)
ファーストやビジネスクラスではフルフラットが進んでいますが、この3段式ベットは以前から実は存在していました。
乗務員の休息設備として主に長距離線の大型機材限られますが、あまり利用客の目に触れない場所(キャビンの下とか)に、こういう寝台設備があります。
乗務員の休憩で使う際は3~4時間交代なので、このサービスの実現性も高く多くの航空会社での導入を期待したいところですが、利用料金の設定がどうなるのか気になりますね。
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