エアラインより厳しい機体メーカー

世界経済を混乱させている新型コロナウィルスのお陰で、世界中の航空会社は減便や運航停止を余儀なくされています。

エアラインは各国政府の援助もあってなんとか耐えていますが、ボーイングやエアバスは今後の航空需要も減退に伴い、予定していた納入機材の延期やキャンセルが相次ぐ可能性が高く、新規顧客として有望だったLCCも会社存続自体が危ぶまれていたりとかなり影響がでそうな感じです。

既に多くのエアラインでA380やB747などの大型機を前倒して退役させたりしてコストを抑えようと必死です。

AF/AFL/エールフランス航空 A380

エアバスのお膝元エールフランス航空もA380を退役させた。


ボーイングは米国の、エアバスはEUの基幹産業の一つですからそう簡単に倒れる事は無いかと思いますが、この世の中、何が有るか判りませんからね。

さらに深刻なのが、三菱スペースジェットでしょう。
度重なる開発遅延で、3月期末で4646億円の債務超過となり、先月には従業員を半減させるなどとこの時期に開発体制が大幅縮小すると言う事態になっており正直、かなり厳しい状況になっているとしか言いようがありません。
2021年度の納入開始、それ以前に形式証明取得が危ぶまれます。

コロナ渦、航空需要が以前のように戻るには暫く時間が掛かると言われてますが、それがいつになるのか?
誰もが判らず、感染は今も広がっています。

コメント

タイトルとURLをコピーしました