カナディアン航空(CP)は、カナダの2大キャリアと一つでしたが、2002年にエアカナダに吸収合併して消えてしまいました。
元々、カナダ太平洋航空(さらにそれ以前はカナディアン・エアウェイズ)で名の通り太平洋路線が主体で、日本ではカナダのキャリアをしてお馴染みでした。
しかし、アメリカのパンナムとTWAの様に太平洋と大西洋で路線を区分けしていた航空行政により、カナダのビジネス需要としては当時は大西洋の方が旺盛だったことから太平洋が主体のキャリアはどうしても財務基盤的に弱かったようです。
後年は大西洋路線にも就航したり、ワンワールドに加盟するなど最後の攻勢を掛けたり、アメリカン航空の買収劇などもありましたが、最終的にはエアカナダに統合されることになりました。
統合後は順次エアカナダの塗装に塗り替えられましたが、この塗装はカナディアングースをモチーフにした最後のデザインに尾翼はエアカナダでタイトルがカナディアンと言うハイブリッドな塗装で貴重?かも知れません。
コメント