最東端の駅として有名な「東根室駅」ですが、来春のダイヤ改正で廃止されると言う噂が流れています。
JRは検討中と言う回答ですが本当に廃止になるのなら既に決定されている筈です。でないと色々と間に合わなくなりますからね。
今回そんな事もあってジジババ切符で訪れることにしました。
根室まで乗車したのは学生時代でトンボ返りで東根室駅も車窓から眺めるだけでしたし、納沙布岬にも行ってないしと言うことで根室駅からバスで納沙布岬へ行った帰りに、月ヶ丘分岐点で下車して東根室駅まで歩いて訪れました。
徒歩で10分ほどですが、東根室駅を発車した列車を撮影してから駅に向かったので20分ほど掛かりました。
駅は板張りホームで北海道に多かったいわゆる仮乗降場っぽい佇まいです。廃止される駅にしては周りには住宅などもあり秘境っぽさはまったく無くて利用者も日10人位居るとの事だったのでなんかもったいない感じもします。
折角の日本最東端駅ですが廃止されても最東端駅は「根室駅」になってそっちの方が根室市としては宣伝しやすいのかも知れませんから廃止されても影響は無いのかも知れません。
ただ北海道観光の移動手段はもっぱら「車」ですから根室本線を「観光」で活性化させるにはこういう駅も残しておいた方が良いんのでは?と思ってしまいました。
JR日本最南端の駅西大山駅では昼間の列車は2~3分停車するダイヤが組まれてます。ちょっと写真位撮れるのでこういうサービスは大事だと思うのですが・・・
北海道は毎年駅が廃止されてますが、それは北海道の人口現状を表していているとも言えます。
市長時代に攻めの廃線だとか豪語していた人間が今は道のトップ。攻めの廃線ならぬ攻めの廃(北海)道になるのでは危惧している内地の人間の独り言です。
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