JR北海道が江差線の木古内~江差間の廃止方針を沿線自治体に通告し、バス代替を了承する方向になりました。
前日、北海道で旧池北線の沿線を車で走り抜けてきましたが、国道は
整備されているけど、地元車は少なく都市間輸送のトラックが多い状況をみると人口減少による交通量自体が減っているんだなぁと思ったものです。
北海道の主要産業である酪農家も減少傾向にあり、北海道の札幌圏への集中による地方部の衰退を見ると日本の縮図のようでもあります。
北海道にはまだまだ観光資源が眠っていると思うのですが、いざ観光資源に脚光が浴びた時に鉄道が無いのでは観光客の呼び込みにも苦労するではと思ってしまうのですが・・・
江差と言えば、ニシン漁で栄えた街ですが、漁業も衰退していますし、
輸送人員が少ない路線をいつ表舞台に出るか判らない観光地の為に存続させるのは財政難の時代に無理な話しではあります。
残念な決定ではありますがJRと言う民営化を支持したのは利用者ですから、致し方ないです。
コメント
都市間輸送のトラックが走られる程、国道を始めとして道路が整備されているんで、
幹線と都市部以外の北海道は、鉄道が無くても大丈夫ではないでしょうか。
ニュージーランドみたいに、都市間鉄道が壊滅的な所でも道路は整備されていて、
物流や人の移動には問題無いですし。北海道も似た様な事情でしょう。
正直、その人口減少が進む北海道の地方へ鉄道を撮るのであれば、
限られた時間を車一辺倒で撮影ではなく、少ない時間でも何とかやりくりして、
ちょっとでもその鉄道に乗って欲しかったなというのが、
当地出身者の1人としての感情ですが。
北海道の道路は格段に良くなりましたね。
旭川紋別道が整備され、それも無料となるとますます石北線の意義が問われてきそうだし。
今回は一度も列車に乗れなかったのは残念です。キハ40で窓全開にして乗りたかった・・・