シートベルト着用

NWのB747昨日、成田で発生したノースウェスト機の乱気流事故は40人を越える負傷者が発生したのには驚きました。
高高度を巡航中ならまだしも、着陸態勢に入って6000Ftまで降下しているにも関わらず、シートベルトを締めていない人がそんなに居たのかと思うと、ビックリします。
シートベルト着用サインは、大抵エンルート管制から空港管制にハンドオフされた頃にオンにされます。
今回は、風向きが変わり使用滑走路の変更の為、約6000フィート(m?)でホールドしている間の出来事だったとの事ですが、ホールドしていてもシートベルト着用サインがオフにされる事は無い筈なので、機内でどういうアナウンスや指導がされていたのでしょうか?
NWに昔(15年位前)に乗った際、成田に着陸後タキシング中にシートベルトを外そうとしたら、注意された事があり、さすがFAAの指導が行き届いていると感心したものですが・・・
さらに、機長も負傷者が多いのにも関わらずエマージェンシーコールせずに通常着陸したのもちょっと?ですが
シートベルト着用サインが消えている時は、「シートベルトを外して立ち上がってもいいけど席に座っている間は常に締めてね」と言う意味だと自分は考えてます。
自分も昔は、サインがオフになると外していましたが、今は常に締める様にしてます。
このようにいつ何時、乱気流に巻き込まれるか予測が付かないのが、この世界です。
特に寝る時は必ず締めて寝ます。起きているときであれば、万一の際に対処する余裕があるかも知れませんが、寝ていたら、気が付けば天井に頭を打っていたとなり兼ねません。
旅の危機管理はそういうところも考えないといけません。

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