阪急阪神グループのホテルで口火を切ったかのごとくアチコチのホテルでメニューと食材が異なっていたことが明らかになりました。
まあ、食材の産地や中身、原材料の偽装は昔からあるので、良くあることですが、信用を売りにしているホテルでこういう事が起きると残念ですね。
一概にホテルのレストランと言えば高いけどそれ相応の食材やサービス(最近はサービスが似合うかは?ですが)を提供してもらえると思いがちです。
とは言ってもコスト削減はどこでも有るので利益確保の為に安い食材に変えるのは当然な流れです。
ただ飲食業界には食材偽装が慣例化しているので当然のごとくメニュー表示が誇大されていってもおかしいとは気付きません。
ホテルが知らなくても、食材卸が偽装しているかも知れませんし、出荷時点からかも?
食材の偽装は根が深いのでなかなか問題発覚にならないケースがあります。
例えば、回転寿司のネタなんかが良い例でしょうね。
どれだけメニュー表示の魚とネタが合致するか?
まあ魚の場合近種が多いので一見判らないのも多いですが、最たるのが「エンガワ」ですね。
一般的に平目と思いがちですけどカナダ産のオヒョウが使われるのが一般的です。
お店にしてみれば、どこにも平目のエンガワとは書いて無いので問題無いと考えているようですが・・・
消費者の思いと企業の常識が異なる良い例でしょう。
消費者に対して正しい情報を発信するのも業界の責任でもあり、消費者庁もそう言う事をバックアップする責務があるのではと思ってます。
そうでないと国民が資源の大切さが判らず、食の危機を見過ごすのでは?
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