撮り鉄も使いようによっては出汁になる?

撮り鉄の多さに声が上がる車内。

撮り鉄の多さに声が上がる車内。

基本的に嫌われることが多い撮り鉄ですが、使いようによっては良いスパイスになるなぁと~いすみ鉄道のイタリアンランチクルーズに乗車して思いました。

この列車自体、ランチに1万弱を払わないと乗れず、基本2名1テーブルなので一人で乗るのは辛い列車なので、まずは鉄分豊富な人の乗車は少ないので、車内は非常にプレミアム感が有ります。

この日はキハ52の一般色最終日&残雪とあって多くの撮り鉄が集まってました。
イタリアンランチクルーズに乗車された多く乗客はそんな事は知らずに乗車してますから、撮影地に集まった撮り鉄を見て「すごーい」となるわけです。

なるほど、「自分が乗った列車はマニアが集まる凄い列車なんだ」となります。
そんな列車に乗っていると言うプレミアム感が更に上乗せされて、「いすみ鉄道の凄い列車に乗って来た」と成るわけです。

今、企業はプレミアム感を出して集客しようとあれこれ考えてます。指宿市では市役所前を走る観光特急が通過する際に昼休みの市役所職員が乗客に手を振る運動をしてます。
そういう非日常感がプレミアム感を出す訳です。

いすみ鉄道は上手く、コストを掛けずにプレミアム感を出す仕掛けを持っているなぁと感心しつつ、撮り鉄も使いようによっては、プレミアム感を出す出汁位いは役に立つことも有るなぁ~と思った次第です。

まあ、全ての撮り鉄が当てはまりませんが、そういう使い方も有るんだという認識があれば、商品列車を考えると面白いのでは?

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