夜行列車よさらば

2016年に北海道新幹線新青森~新函館間が開業すると本州と北海道を結ぶ夜行列車は廃止になる。
これにより、日本の鉄道から定期夜行列車は全廃となり、イベントや臨時で走る事はあるでしょうが・・・

先日、上野駅で「北斗星」の発車シーンを見てきました。

廃止も近い?「北斗星」

廃止も近い?「北斗星」


ブールの車体が旅情を誘いますが良く見れば老朽化が進んでいるのが判ります。
まだタイ国鉄に譲渡された元JR車の方が綺麗に見えます。
まあ、日本の方が自然環境は厳しいですし致し方ないでしょう。

世界的に見てもクルーズトレインと称される豪華列車を除いて夜行列車は減少傾向です。
多くの国際夜行列車が走っていてユーレイルパスで宿代わりになっていた欧州もLCCの台頭で減ってます。

夜行列車の需要は低く無い、車両が古いんだ、料金が高いんだ!宣伝しないからだと!!
言われますが本当にそうなんでしょうか?
確かに旅好きだったり鉄道好きならそう思うでしょうが、一般的に「時間の掛かり、揺れる車両で走行音がする夜行列車に乗って行く」と言う行為がどこまで受け入れられるでしょうか?

もし、JRが改心?して新車を入れて料金設定を見直し宣伝したとしても夜行列車を復活させたとしても10年後、20年後と利用者が保てるかと言うと結局は今と同じ道になると思うのです。

残念では有りますが、夜行列車が無くなるのは時代が変化するように仕方ないと思います。

無くなる前に子供を夜行列車に乗せて記憶に留めさせとこうかな。

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