観光はイメージから

インパクトの強いイメージで勝負しないと

インパクトの強いイメージで勝負しないと


今朝乗車した総武緩行線は千葉県の観光キャンペーンラッピング車でした。
車内は県内各地の観光スポットなどの写真広告で埋め尽くされています。
個人的にこういうラッピング列車を総武線で行うより京浜東北線や京急、東急で行った方が意味があると思うのですが・・・

総武線沿線は千葉と結び付きが強すぎなので、観光というイメージが浮かばないのです。
だって普段気軽に行ける場所に(観光に)行かないのが一般的な感覚です。

そこはアクアラインで行きやすくなった神奈川県民をターゲットにした方が集客効果が見込まれると考えてます。
ただ、神奈川県には三浦・湘南や伊豆といった千葉よりポンテンシャルが高い観光を抱えていますので訴求方法は良く考える必要はあります。

観光に行こうと思う動機の一つにイメージがあります。
良くありがちなのが花ですが、写真一面に綺麗な花が出ている公園があって、凄そうだから行ってみようとか成るわけです。(で、実際に行ってガッカリした例が多いですが)
ただそういうイメージを植え付けるには時間が掛かるので、継続が肝要です。

それと、どこでも有るような写真を使っているのも駄目ですよね。海の幸を強調したいのでしょうが、鯛やキンメ、伊勢海老にサザエ並べてた写真じゃ伊豆だって出来るわけです。
磯場でサザエ採ってる写真で「千葉では大きなサザエが採れる」をアピールしなきゃ。

観光訴求をするには、在り来たりの写真ではねぇ~
例えば
黄金色に色付いた稲穂のジュータンを走るいすみ鉄道や小湊鉄道博物館の写真で「ここは新潟?いや千葉です」みたいなキャッチコピーにするとか
ファミリーフィッシング釣り船で子供とお母さんがアジ釣って持ち上げる写真で「家族で漁師体験」とか
成田の外国人クルーが集うバーの写真に「海外旅行?いや千葉だよ」
なんて言うのはどうでしょう?

これからは東京に吸い取られた人・物・金を取り戻すには観光で人と金を回収するのが効果的だと思うのです。
早くそう言う所に気がつく自治体があればよいのですが・・・

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