高速道路料金の改悪か?

国土交通省は2016年度から首都圏の首都高や高速道路料金を全線一律距離制に移行する方針を示しました。

首都高が距離制料金に移行したことにより首都圏の高速道路(自動車専用道路)の対キロ料金に対して格差が生じていることや、大型車の都心流入を圏央道に回して減らそうと言う意図があります。

首都圏の高速道路料金が一律距離制にするのは個人的には歓迎したいところですが、利用者にとって【改悪】になりそうな予感がします。
現行の安い料金に合わせるのでは無く高い料金水準に合わせる計画なのです。

京葉道路や第三京浜は値上げとなります。
首都高の上限900円も距離制に移行したことにより利用区間に応じて払うので上限が無くなると言ったことが考えられます。

目的地まではどの経路を使っても同一料金にすることで空いている経路に誘導すると言ってますが実効性が有るとは思えないし。

ETC割引が大幅に縮小されている最中、利用者の負担が増える(値上げ)政策をするのでは、益々
週末ドライバーの楽しみが奪われてしまいます。

これからの社会を考えると日本の交通政策や物流政策を総合的に考えて改革していく必要があると思っているのですが、どうも国交省は、小出しにして先送りしちゃうんでしょうね。

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