どっちを取る?

このGWは春に開通した北陸新幹線の開業で石川県内観光地は前年比で大きく伸びたと報じられています。

個人的には越後湯沢のほくほく線経由時代に比べて便利になったと余り感じて無いけど、乗換えなしと「新幹線は早い」イメージ効果が高かったのでしょうね。

そんな新幹線効果で沸いている最中、富山県は県庁職員が出張の際、運賃が新幹線より安ければ飛行機を利用するようにしたそうです。

新幹線開業で航空機利用客が減り、第二種空港の富山空港としては利用客減により便数が削減されれば、空港運営に暗雲が掛かります。

前にも書きましたが、富山・小松空港へは前日購入割引なら新幹線より安く設定されています。
新幹線開業で便数は維持したものの機材が小型化されており利用客減が続けば減便、更には路線廃止も有り得ます。

新幹線開通効果が光なら、在来線第三セクターや空港問題は陰です。
そういう所に早くから光をあてないと後で大変なことになりますから、今回の富山県庁の取り組みが始まったのは評価できます。

もっと観光客に航空機利用をしてもらえる政策を今から考えても遅くは無いと思いますね。

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