CNLはOBB Nightjetへ

CNL 寝台車12月で廃止が決まっていたDBの夜行列車CNLですが、オーストリア国鉄(OBB)が一部列車を引き継ぎ継続して運転することになりました。
元々、OBBは旧東欧地域との夜行列車を多く運転していたこともあり、夜行列車再編に合わせてCNL路線をDBから引き継いで、参入することになりました。

OBB Nightjetとして運行するのは
EN246/247 Wien(22:55/6:54)–Bregenz(8:23/21:46)
EN464/465 Graz(22:24/7:00)–Feldkirch(7:21/22:45)
EN466/467 Wien(21:28/7:55)-Zürich(8:20/21:40)
EN464/465 Graz(22:24/7:00)–Zürich(9:20/20:40)
EN471/470 Hamburg(20:36)–Berlin(23:02/6:06)–Zürich(9:05/20:00)
EN490/491 Wien(20:39/8:19)–Hamburg(8:54/20:14)
EN40490/40421 Wien(20:39/8:19)–Düsseldorf(8:41/20:54)
EN420/421 Innsbruck(20:44/9:14)– Düsseldorf(8:41/20:54)
EN40420/40491 Innsbruck(20:44/9:14)–Hamburg(8:54/20:14)
EN40233/40294 Wien(19:23/8:47)-Roma(9:22/19:04)
EN233/235 Wien(19:23/8:47)-Milano(9:10/20:40)
EN237/236 Wien(21:28/7:55)–Venezia Santa Lucia(8:24/20:57)
EN1237/1234 Wien(20:23/8:32)–Livorno(8:50/19:20)
EN295/294 München(20:10/8:19)–Roma(9:22/19:04)
EN40295/40235 München(20:10/8:19)–Milano(9:10/20:40)
EN40463/40236 München(23:36/6:10)-Venezia Santa Lucia(8:24/20:57)
となり、ドイツ~スイス・イタリアのCNLをOBBが引き継ぐ形になり列車名もCNLからEN (Euro Night)になります。
9月にベルリンからチューリッヒまで乗車したCNL471”シリウス”はハンブルグ始発のEN471に変更になります。

OBB NightJetはリクライニング座席車・クシェット・寝台車が連結されシャワーもあることになっています。
CNLからシャワー付きデラックス寝台車も転籍するそうなので、快適な移動ができそうですが、食堂車は残念ながら連結されていません。

また乗り入れ先国の鉄道会社が運行するENとして
EN 414/40465 Villach(22:43/6:25)–Feldkirch(7:21/22:45) Op by HZ(クロアチア国鉄)
EN414/40465 Zagreb(18:37/10:44)–Zürich(9:20/20:40) Op by HZ(クロアチア国鉄)
EN40406 Wien(22:50/6:55)–Berlin(9:07/19:01) Op by MAV(ハンガリー国鉄)
EN462/463 Budapest(20:40/9:24)-München(6:10/23:26) Op by MAV(ハンガリー国鉄)
EN50463/498 München(23:36/6:10)-Zagreb(8:53/21:20) Op by HZ(クロアチア国鉄)
EN60463/480 München(23:36/6:10)–Rijeka(9:20/20:50) Op by HZ(クロアチア国鉄)
EN406/407 Wien(22:50/7:12)-Warszawa(7:00/21:25) Op by PKP(ポーランド国鉄)
EN50406/402 Wien(22:50/7:12)-Krakow(7:05/22:00) Op by PKP(ポーランド国鉄)
EN60406/60444 Wien(22:50/7:12)-Košice(7:41/20:27) Op by ZSSK(スロバキア車両)
が夜行国際列車として運行されます。

こう見ると数多くの夜行列車が走っているのですが、ほとんどの列車が日本でも昔は多く見られた多層建て列車で途中駅で分割併合を行って目的地に向かう列車です。

欧州の夜行列車は年々数を減らして西欧側ではかなり姿を消した中、CNLの廃止でまた夜行列車が減ると思っていたなか、CNLの一部ではありますが、OBB Nightjetとして残ることが出来て良かったです。

次回、訪欧したらまた夜行列車に乗りたいものです。

DBから乗車券&寝台券到着

9月の訪欧では、今年で廃止される夜行列車City Night Line(CNL)に乗車するのも目的の一つです。【CXのB747といいLXのCS100とか、今回の旅行は乗り物目的ですから(笑)】

乗車するのはBerlin HBからZurich HBまでのCNL471”Sirius”です。
どうせ乗るならシャワー付きのデラックス寝台にしようと、DBのホームページから運賃を調べてみたのですが、今回の行程的で計算するとパスを買うより区間運賃で買った方が安い計算になりました。

特に事前購入割引を使うと1万以上安くなるので、パス利用はやめて区間運賃を手配することにして、まずは3室しかないデラックス寝台を押さえておこうとDBのホームページから予約・支払いをしました。
CNL乗車券
ちなみにBerlin HBからZurich HB経由でErstfeldまで259EURでした。(事前購入一等乗車券が159EUR、寝台料金が100EUR)面白いことにBerlin HBからZurichもErstfeldも同じ金額でした。

支払い後、乗車券は自分でPDF印刷するなら料金は掛かりませんが、折角なので3.5EUR払って郵送サービスを利用してみました。
予約したのが7/25の夜でDBから乗車券が届いたのが8/1ですから丁度一週間で意外と早かった感じです。

それにしても日本に続き、欧州でも夜行列車は次々に消えていく状況を見ているとやはり世界的に見ても夜行列車は衰退の一歩を進むばかりです。
今回乗車する寝台車も、CNLが発注した2階建ての寝台車では無く平屋の寝台車なのが残念です。昔、2階建てのデラックス寝台車に乗車しましたが、広い部屋に感動したのですが、既にCNL所属の2階建て寝台車は去年、廃車になってしまったとのことでもう少し早く乗っておけばよかったなぁ。

CNLも廃止

cnl_logo2夏の欧州を計画をDBの時刻表で調べていたら、今回スケジュール的に夜行を使わないと厳しいなぁと久しぶりに欧州の夜行列車と言えばCNL(City Night Line)だよねとと思っていたら、なんと2016年をもって運転を終了するとの情報が。
CNLには10年前にウィーンからデュセルドルフまで乗ったことがありますが、その時は素晴らしい列車だと思ったものです。

欧州は国際夜行列車が削減傾向なのは話として聞いてましたが、ついに欧州の新しい夜行列車として期待されていたCNLも消える運命なのかと残念でしょうがありません。

既にCNLの運行自体がほぼDB配下で、CNLと一緒に登場した2階建て寝台車は廃車になっており食堂車も連結されていない末期的状態になっていました。

日本も夜行列車は「サンライズ」だけになりましたし、もう夜行列車の時代は終わったということでしょうかね。

うーん、やはり今回CNLにお別れ乗車する行程を組むしかないかなぁ~

夜行列車は時代遅れか

米子空港に8:20に到着したANA機

米子空港に8:20に到着したANA機

今回、山陰を純粋?に観光してきましたが、色々と調べていて驚いたのが米子にはサンライズより飛行機の方が早く着くと言うことでしたね。

てっきり地方空港なので便数も少ないからまだまだサンライズの方が利用価値が高いのかと思ったのですが。
米子だけでなく出雲市も同じです。
時刻表にするとこんな感じになります。

サンライズ ANA JAL
東京 22:00 6:50 7:50 羽田空港
米子 9:03 8:20 米子空港
出雲市 9:58 9:05 出雲空港

鳥取に至ってはサンライズの経路外ですから飛行機優位は確実です。

一方、上りはサンライズの方が朝一番の飛行機より早く東京着くのですが、出雲市発の時刻と出雲空港発の最終便はほぼ同じような時刻で、さらに米子では飛行機の方が1時間遅いと言う現実を考えるとJRが無理して夜行列車を走らせる必要性は無いのかも知れません。

今、山陰旅行が人気でサンライズは週末前後の予約が取りづらい状況が続いています。

旅行会社のパンフレットで「サンライズ行く~」や片道サンライズ利用可能なツアーがありますが、これらは事前枠が無い場合が多く発生ベースで寝台を取るのが殆どで、週末はほぼ取れない状況です。

いわば客寄せパンダ的役割でサンライズが駄目なら「新幹線&やくも」いやいっそ飛行機でなる訳で、JRが山陰への集客の為に走らせていると考えても良いのカモ。

しかしサンライズも、車両の経年を考えるとあと十年もてば良いでは思いますしいよいよ夜行列車の終焉が間近になったと思われる状況です。
こうしてみると夜行列車が移動手段としての役割は終わったのかも知れません。

旅の窓口がブルートレイン衰退の一因か?

ブルートレインも夏までの命

ブルートレインも夏までの命

ついにブルートレインが死語になる時期が近づいてきました。
ブルートレインが衰退したのはJRが力を入れなかった、寝台料金が高いからだと言う意見が大半です。
確かにその意見も頷くところですが、果たして内部要因だけでは無いと思っています。

衰退の大きいのは外部要因でしょう。
ブルートレインと言うと「旅行」と言うイメージですが、廃止の理由は平日の乗車率低下です。
それまでビジネスで利用していた人が一気に減ったのが大きいです。(北斗星は必ずしもそうでは無いですが)

ブルートレインが衰退し始めたのは2000年頃です。
その頃からインターネットが爆発的に普及しましたのもこのあたりです。

ネット創生期にビジネス界で革命的だったのが、ビジネスホテルの宿泊予約サイト「旅の窓口」でした。それまでビジネスホテルの予約をするのが凄く手間が掛かったのです。
元々、広告を出せるビジネスホテルが少なく電話帳で調べたり、人伝で知ったりするしか無かった時代です。
どこにどんな宿があって幾らで泊まれるか簡単に調べられなかったのです。

だからこそ、移動しながら確実に宿代わりになる寝台列車や夜行列車が重宝された時代でもあったのです。

それが「旅の窓口」が登場したことで、簡単に宿が見つかり、一気に宿探し問題が解消され、出張ビジネス者がこれは便利と使い始め一気にネット予約が広がりました。

それと同時期に羽田空港の沖合展開が完成。発着枠が増加し幹線やローカル線の増便、空港運用時間の延長で遅い時間の出発便が増えたのも大きい要因ですね。

そうそう、夜行高速バスも同じような時期から増えてきました。

そんな外部要因が広がりブルートレインの利用率も低下してきた中、JR各社がブルートレインに投資したとしても、結局は同じ道を辿ったと思うのです。
(サンライズなどに投資しましたが・・・)

寝台料金が高いと言う批判もありますが、JRになって寝台料金の値上げは税金による値上げや新区分設定以外ではほぼ行っていないのです。

物価が上がる中それだけでも大変なことです。

ブルートレインは、クルーズトレインと言う新たな境地を切り開いただけでも大したことだと思います。
庶民的な列車を残せと言う気持ちも無いわけでは無いです。
ですが、現状を考えれば残すだけの理由が無いのも事実です。
欧州では安い運賃で利用出来るクシェットが連結されている夜行列車も、LCCに押される様に夏冬のダイヤ改定時に夜行列車の削減が行われて減少傾向にあります。

安いから料金を設定すれば利用者が増えると言う議論も欧州の現状を見ると説得力がなくなってしまいます。

残念ながら夜行列車にはあまい良い展望が見いだせないのが現状です。
時は常に動くもの。それによって世の中も動く。そういう物と割り切るしか無いでしょうか?

トワイライト廃止とクルーズトレイン

トワイライトエクスプレスの廃止発表は随時早い発表となりました。
旅行会社との来年度のブロック契約交渉が始まる前に公表しておけば噂が変に広まって、問い合わせ対応する必要も無いですからね。

来春廃止が決まったトワイライト

来春廃止が決まったトワイライト


廃止は残念ですが、車歴を考えれば仕方無いです。

一方でJR西はクルーズトレインを新造しますが自社管内完結列車。
七つ星が海外販売で苦戦している理由に九州内完結と言うのがあると思ってます。
確かに風光明媚ではありますが、海外ではまだまだマイナーな地域ですからね。
ちゃんと海外のクルーズトレインを見ているのかと疑問です。
九州に続き、東西のJRが新造しますが大丈夫かなぁ?

最近のJRは自分よがりになって、国鉄分割民営化の精神が消えてますからオールJRでのぞまいないと海外客を取り込むのは厳しいと思うけど。

今朝の新聞に、釧路湿原を流れる釧路川の直線化工事によるラサール条約批准や直線化による弊害を当時良かれやった事が将来仇になったことを絡ませて、トワイライトエクスプレスの廃止を編集者が嘆く記事がありました。
ちょっと強引な話な感じでしたけど。

トワイライト廃止の記事より、伊予鉄の次期社長候補が国交省の天下りだと言うのが気になりました(笑)

夜行列車よさらば

2016年に北海道新幹線新青森~新函館間が開業すると本州と北海道を結ぶ夜行列車は廃止になる。
これにより、日本の鉄道から定期夜行列車は全廃となり、イベントや臨時で走る事はあるでしょうが・・・

先日、上野駅で「北斗星」の発車シーンを見てきました。

廃止も近い?「北斗星」

廃止も近い?「北斗星」


ブールの車体が旅情を誘いますが良く見れば老朽化が進んでいるのが判ります。
まだタイ国鉄に譲渡された元JR車の方が綺麗に見えます。
まあ、日本の方が自然環境は厳しいですし致し方ないでしょう。

世界的に見てもクルーズトレインと称される豪華列車を除いて夜行列車は減少傾向です。
多くの国際夜行列車が走っていてユーレイルパスで宿代わりになっていた欧州もLCCの台頭で減ってます。

夜行列車の需要は低く無い、車両が古いんだ、料金が高いんだ!宣伝しないからだと!!
言われますが本当にそうなんでしょうか?
確かに旅好きだったり鉄道好きならそう思うでしょうが、一般的に「時間の掛かり、揺れる車両で走行音がする夜行列車に乗って行く」と言う行為がどこまで受け入れられるでしょうか?

もし、JRが改心?して新車を入れて料金設定を見直し宣伝したとしても夜行列車を復活させたとしても10年後、20年後と利用者が保てるかと言うと結局は今と同じ道になると思うのです。

残念では有りますが、夜行列車が無くなるのは時代が変化するように仕方ないと思います。

無くなる前に子供を夜行列車に乗せて記憶に留めさせとこうかな。

「あけぼの」フィバー始まる

寝台特急「あけぼの」の廃止報道が出てから、日増しに「あけぼの」を撮影する人が増えて、例の如しで廃止フィバーが始まりつつあります。
既に、大宮バルブは過熱気味で、これから試験休み&冬休みになると全国から撮り鉄が大宮に集結して大変な事になりそうな感じです。

上野駅も撮影者が多く集まり始めたようなので、どれどれと様子伺いに行ってみました。
50mmF1.8ならホームの明かりでもなんとか撮影出来るだろうし・・・

機関車停車位置上野駅で客車列車が推進回送でやってくる際、機関士に停車位置を示す表示板を取り付けて入線を待ちます。

推進回送で入線「とーさんばん、2021列車接近」のアナウンスがあり、推進回送で「あけぼの」が入線してきます。この姿を見られるのも後僅か?

停車位置確認

停車位置表示板にあわせるように機関士はブレーキ弁を操作します。上野駅独特の推進回送ぬよる入線シーンです。

今日は1031号機
停止位置も良好。尾灯が消されヘッドライトが点きました。今日は双頭機の1031号機が牽引します。

撮影者
平日でこれだけの撮影者ですから、週末はもっと凄いことになるのでしょうね。これから学校も休みになりますしね。

13番ホーム
機関車を撮影したので13番線へやってきました。入線時間が遅くなったのであまり撮影する時間が無くなったのが残念。

記念撮影
ブルートレインは人気です。

JRブルーの車体にJRマークが凛々しく見えます。

見送り
車掌さんは停車駅の案内放送をしているのでしょうか。
ホームでは「レディースゴロンとシート」で旅立つ友人の見送りに来た女性の姿も

2021列車発車
21:16、ああ上野駅のメロディーで定刻発車です。
「2021列車の運転士さん、こちら車掌です。2021列車上野発車!」と無線機で出発合図を送ります。

行っちゃたね短い汽笛を鳴らして「あけぼの」は出発してきました。
見送りの女性達も「行っちゃったね」と言う感じで引き上げるようです。

やっぱり単レンズでは制約がありすぎますね。軽くて明るいのは良いのですが・・・
レンズが修理から戻ってきたら、もう一回位、上野駅の発車シーンを撮影しておこうと思います。