てっきり地方空港なので便数も少ないからまだまだサンライズの方が利用価値が高いのかと思ったのですが。
米子だけでなく出雲市も同じです。
時刻表にするとこんな感じになります。
– | サンライズ | ANA | JAL | – |
東京 | 22:00 | 6:50 | 7:50 | 羽田空港 |
米子 | 9:03 | 8:20 | … | 米子空港 |
出雲市 | 9:58 | = | 9:05 | 出雲空港 |
鳥取に至ってはサンライズの経路外ですから飛行機優位は確実です。
一方、上りはサンライズの方が朝一番の飛行機より早く東京着くのですが、出雲市発の時刻と出雲空港発の最終便はほぼ同じような時刻で、さらに米子では飛行機の方が1時間遅いと言う現実を考えるとJRが無理して夜行列車を走らせる必要性は無いのかも知れません。
今、山陰旅行が人気でサンライズは週末前後の予約が取りづらい状況が続いています。
旅行会社のパンフレットで「サンライズ行く~」や片道サンライズ利用可能なツアーがありますが、これらは事前枠が無い場合が多く発生ベースで寝台を取るのが殆どで、週末はほぼ取れない状況です。
いわば客寄せパンダ的役割でサンライズが駄目なら「新幹線&やくも」いやいっそ飛行機でなる訳で、JRが山陰への集客の為に走らせていると考えても良いのカモ。
しかしサンライズも、車両の経年を考えるとあと十年もてば良いでは思いますしいよいよ夜行列車の終焉が間近になったと思われる状況です。
こうしてみると夜行列車が移動手段としての役割は終わったのかも知れません。
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