自分が学生時代は上野から青森まで急行「八甲田」「津軽」が14系客車で毎日運転されていて、学校が休みになると北海道周遊券を手にして、上野駅から青森まで乗り通したものです。
14系客車は2016年まで急行「はまなす」で運用されていましたが、寒冷地仕様改造の500番台車でオリジナルの14系は晩年は殆ど乗る機会が無かったものです。
そんな14系がSL大樹運転に際して東武鉄道に売却されて活躍を再開しましたが、これまで撮影には出かけていましたが乗車することは無かったので、先月末にはじめて乗車してきました。
乗車したのは沿線のイルミネーション見物用の夜間臨時運転されたSL大樹10号です。
SLの夜間運転自体も珍しいので往路の9号を撮影してから鬼怒川温泉~下今市間を乗車しました。
リクライニングしても自分の体重で押さえているので体をずらすとバッタンと言って戻ってしまうシートに懐かしさを感じながらハイケンスのセレナーデが流れての発車は自分が歳をとったなぁ~と思ってしまいました。
さらにイルミネーションを見やすくするように、車内灯が「減光」されて夜行急行に乗っている雰囲気にさせてくれました。
下今市まで30分ほどの乗車でしたがイルミネーションより14系の懐かしさの方が勝った乗車でした。
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