新幹線で泣き別れ

お昼にランチしながらスマホを見ると東北新幹線が不通のニュース。
なんだろうとよく見ると上野を出て地下から地上へ上がる西日暮里駅近くで、「はやぶさ」と「こまち」が分離して停止したと書いてあります。

ええ、去年同じようなインシデントを起こしたばっかりじゃない？とびっくり。

前回は連結面で金属片が混入して電気的に連結器が開放されてしまう事で対策が施されたと思っていたと思ってので、まさかこうも連続して発生するとなるともっと違う原因があるのでは？と勘ぐってしまいます。

東北新幹線は世界的に見ても高速鉄道で、分割併合をする回数が多い新幹線です。
海外でも2編成連結した列車はありますが、途中駅で分割併合するのはそう多くはありません。まあ在来線新幹線と言う日本特有の事情もありますが、300km/h以上で走行する列車ですし分割併合が多くなれば何かしらの不具合を誘発する可能性は高くなる筈です。

新幹線にまつわるインシデントはJR東日本に集中しています。それも分割併合に関連するインシデントです。
早速、JR東日本は分割併合を取りやめて、つばさとこまちを福島・盛岡折り返しにしました。これはかなりの利便性を損なう暫定対応です。もしかしたら単独運転できるようにダイヤ調整がつくまでの対応でしょうが、しっかりと原因究明ができないと分割併合の再開は難しいでしょうね。

やっぱり日本の技術は終わったなとこのニュースを見て思ってしまいました。