近代化が図られたメークロン線

鉄道

タイのメークローン線と言えば線路市場で有名ですが、そのメークロンまで列車で行く観光客はかなり少数です。
バンコクからだとマハチャイでフェリーに乗り換え対岸のバンレム駅で列車を乗り継いで2時間半は掛かるのと、バンレム駅からメークロン駅まで1日4往復しか列車が無いので、ほとんどがバスツアー客です。
中には数駅列車に乗るツアーもありますが・・・

メークロン線には2014年に訪れており、その時はバンレム駅からメークロン駅まで1時間40分掛かっていました。今は1時間です。新型車が導入された訳でも無いのですが、こちらの旅行記をご覧になれば当時の状況が判りますが、線路がめちゃくちゃ悪くてスピードが出せなかったのです。
それが2015年に1年間運行を取りやめて全線で線路の近代化が図られました。

それまで37kgレール(と思われる)でバラストも不十分でガタガタ、木製枕木だったのですが、PC枕木になってレールも50kg(多分)を使いそれもつなぎ目の少ないロングレールになっていました。
まさかこんな路線でロングレールとは・・・オーバースペックな感じまでしました。

車両は変わらず、タイのキハ47と言われる1200型ですが30km/h位でのんびり走っていたのが60~70km/hで走るようになって40分も短縮することが出来たのです。

これって凄くないですか。
それまで1日3往復だった路線を近代化で大改修して4往復にしているんですよ。全線通しての利用者はそんなに増えている印象は無いローカル線なのに・・・日本とは大違いです。

タイは鉄道インフラをしっかり守っていると言うのに、その日本はダメですよね

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