豊橋鉄道の乗り潰しをしようと、土曜日に出かけて来ました。以前なら青春18切符を使ってとなるのですが仕様変更で使いづらくなってしまい、その代案としてJR東海の「休日乗り放題きっぷ」を使いました。
豊橋鉄道には渥美線と市内線があり、渥美線はJR豊橋駅に隣接する新豊橋駅から渥美半島の中程にある三河田原駅を結ぶローカル線です。もう一つの市内線はJR豊橋駅前の「駅前」から「赤岩口」間と途中の「井原」から分岐して「運動公園前」を結ぶ路面電車です。
豊橋と言うと愛知県の東部でどちらかと言うと地味な場所(地元の方ごめんなさい)で、豊橋鉄道、それも市内に路面電車が走っているのを知る人はあまり多くは無いのでは無いでしょうか。
昔から乗り潰しをしていますが、豊橋鉄道はそのうち・・・そのうち・・・と思っていて後回しにしていたのですが、そろそろ乗っておかないと死ぬまでに日本の索道を除いた鉄軌道は完乗出来ないなと思って最近は精力的?に回るようにしています。
渥美線は元東急の7200系で目蒲線などで活躍していた車両が3両編成で走っています。
土曜日の午後、新豊橋から乗車しましたが、座席はほぼ埋まり、数人が立席で出発。ワンマン運転ですが運転士の他切符の販売、駅での回収をする乗務員も居て実質ツーマン運転です。
途中、豊橋大学の敷地脇を走り大学の入口眼の前に踏切があると言うなかなか面白い場面もあったりします。
市街地が続いたらと思ったら、ビニールハウスや畑、林の中を走ったりと思っていたより風景が変わる路線で面白いです
それに15分ヘッドで運転と言うのも地方鉄道では珍しいし、PC枕木なども多用されていて乗り心地も悪くありません。
なかなか頑張っていると言う感じで、終点の三河田原駅は2面4線で近代的な駅だったのもビックリでした。
市内線は「市電」とも呼ばれていて市営では無いけど「市内電車」だから市電なんでしょうかね。
こちらもほぼ5分ヘッドで駅前から赤岩口行と運動公園前行が交互に出発していきます。
大通りを走り途中2回、大通りを曲がるなど路面電車としては乗っていても楽しい?線区です。
途中もアップダウンがあったり競輪場前からは単線になったりと時間があれば撮影するのも面白そうな場所も多かったですね。
行きは「運動公園前」まで行き、そこから歩いて「赤岩口」まで移動しました。1km弱なので公園内を通り10分ちょいの距離です。
「赤岩口」には車庫もあって豊橋夏の風物詩「納涼ビール電車」の運転準備をしていました。
冬は「走る屋台 おでんしゃ」になるようです一度乗ってみたいですね。
駅前に近づくにつれ利用者多くなり、自動車王国の愛知でもこうやって市内の移動に公共交通機関が利用されているのは嬉しい限りです。
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