10年3月期決算が573億円の赤字を発表しました。国際線は利用者が増えたが減収となっておりビジネス客の減少やコスト引き下げ(利用クラス引き下げや、普通運賃から制限付き運賃利用)が響いています。
この動きは今後も続くでしょうね。特に海外への出張する必要性が、ITの発達で昔に比べて低くなっているのは確かですし、コスト削減をした企業が、再び元の支出に戻るまでには、まだまだ経済活動上の不確定要素が多くてそう簡単には行かないでしょうし。
ANAは来期については黒字確保を見込んでいます。JALからの利用者が流れてきて利用者は増える可能性はありますが、さならるコスト削減が求められるでしょう。
一方、JALの方はどうもダッチロール状態から抜けられないですね。JAL自体の問題もありますが、政府や金融機関の思惑などステークスホルダーが多すぎて、JALの操縦桿を握れきってない感じです。
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