成田空港の三本目滑走路建設と言う話が出た時には凍結していた横風用のC滑走路の話かと思っていました。
しかし、国交省が考えているのは横風用ではなく今のB滑走路の東側にもう一本南北に延びる平行滑走路を考えているようで、B滑走路に平行する位置に2700mか少し南側にずらして3500mの滑走路を建設する案になってます。
もし効率的なパラレル運用するにはICAOの規定で滑走路の間隔を1,525m以上とる必要があります。それだけの敷地を買収するのは容易ではありませんから、新しい滑走路とB滑走路は相互発着となるので効率的な運用とは言いがたいですね。
まあ、今よりは発着枠を拡大できますが・・・
滑走路建設の目的が発着枠拡大の為なので、横風用滑走路より効果的なのは判りますが、成田空港は時折強く吹く横風には弱くハードランディングやゴーアラウンドが多発する時がある事を考えると三本目も平行滑走路にするのはどうなんでしょう。
個人的には疑問ですね。
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