国際民間航空機関(ICAO)はモントリオールの本部で理事会を開催し、北朝鮮の相次ぐミサイル発射は「国際航空路の安全への重大な脅威」として、北朝鮮を強く非難する決議を採択しました。
ICAOは国連の専門機関ですが決議には強制権は無く、そもそもICAO自体が特定国に対して非難する決議を行うのは異例であり、正直ちょっと首をかしげてしまいます。
ICAOには北朝鮮の高麗航空も加盟していますが、昨今の原油供給難から定期便はキャンセルが相次ぎ、運航がままならない状態の様です。
確かに、ミサイルにより航空路の安全を脅かす行為ではありますが、個人的になぜICAOが北朝鮮に絞ったのか?
今回の決議は日本が主導したようで、北朝鮮に対する国際的な包囲網を作り上げて、北朝鮮への圧力を強化する目的とされていますが、強制力をもたない、「民間」航空の機関の理事会で決議するのか・・・なんか日本が小心者と見られてしまいそうな気がしてならないのは自分だけかな。
あ、もちろん北朝鮮が行っている事は間違ってますし、肯定できないのは当然です。
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