ボーイングはリジョーナル向けのモデルが無く、エンブラエルの技術が欲しいところです。
特にこれからは大型機よりリジョーナル向けモデルの需要が多くなると言われています。
リジョーナル向けと言えば、エンブラエルとボンバルディアの2強に三菱がMRJで殴り込みをかけようとして、大きく躓いています。
これは勝手な想像ですが、エンブラエルがボーイングと手を結ぶのであれば、エアバスがボンバルディアと手をつなぐのでは無いでしょうかね?
もし、そうなるとデリバリー以前にFAAの耐空証明取得が遅れているMRJですが、販売力や信頼性で2社に対しての勝ち目は無くなり、発注キャンセルが続くかも知れません。
ただでさえ、MRJで使われている部材で「強度偽装」があったことから、欧米から信頼性はほぼ失われたと思っています。
日本には「企業が生き残る為には少し位は大丈夫」という空気がありますが、欧米では「組織ぐるみの不正は悪」と言う空気が大きいのですから、そんな機体を買うのは、エアラインとしては欲しい機材でも株主などに説明が通るかどうか?
MRJ包囲網が形成されて来る中、エンブラエルを早くから発注したJALに先見の明があったかも知れませんね。
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